【アフガン】空港近くの爆発に関与「ISISーK」とは パキスタン最大のイスラム過激派組織が加わり、最大3000人 タリバンと交戦も

【アフガン】空港近くの爆発に関与「ISISーK」とは パキスタン最大のイスラム過激派組織が加わり、最大3000人 タリバンと交戦も

【アフガン】空港近くの爆発に関与「ISISーK」とは パキスタン最大のイスラム過激派組織が加わり、最大3000人 タリバンと交戦も

1: haru ★ 2021/08/27(金) 18:33:51.21 ID:2/qNTWkV9
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 過激派組織IS系メディア「ISの戦闘員 自爆ベストを爆発させた」

26日、アフガニスタンの首都カブールの空港近くで起きた爆発について過激派組織IS=イスラミックステートとつながりのある「アマーク通信」は
「情報筋によると、ISの戦闘員1人がアメリカ軍やタリバンによるすべての検問をかいくぐり、自爆ベストを爆発させ、およそ60人を殺害し、100人以上を負傷させた。およそ20人のアメリカ兵が死傷した」と伝えました。

 ISの地域組織「ISISーK」とは

今回の爆発に関与したとされるのは「ISISーK」と呼ばれる組織で、過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織です。
今月、アフガニスタンで権力を掌握した武装勢力タリバンよりも過激な組織とされていて、アメリカと和平交渉を行ったタリバンを批判し、たびたび交戦してきました。

この組織は、アフガニスタン東部のナンガルハル州を拠点として、2015年に設立されました。
アフガニスタンやパキスタンなどにまたがる地域がかつて「ホラサン」と呼ばれていたことからみずからをISの「ホラサン州」と位置づけています。

構成員にはパキスタン最大のイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」やアフガニスタンのタリバンの戦闘員が多く加わり、勢力を拡大し、組織の規模は最大で3000人ほどとされています。
アメリカ軍による軍事作戦で指導者などが殺害されましたが、その後も首都カブールなどで政府機関を狙った攻撃を続けているほか、市民や少数派のシーア派を狙った爆破テロを繰り返してきました。

 米政府 過激派組織ISの地域組織の攻撃 強く警戒していた

アメリカ政府は、アフガニスタンの首都カブールの国際空港で、現地で活動する過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織から攻撃を受けるおそれがあるとして強く警戒していました。

バイデン大統領は今月24日の記者会見で「過激派組織ISの地域組織が空港でアメリカや同盟国の軍の部隊、それに市民をねらって攻撃しようとしていることはわかっている」と述べていました。

また、ブリンケン国務長官は25日「われわれは、過激派組織ISの地域組織から実際に攻撃を受けるおそれがある非常に厳しい環境で、現地に暮らすアメリカ人や協力者などの国外退避を支援している。
あらゆる予防措置を講じているが、危険性は非常に高い」と述べ、強く警戒していました。

 国連 グテーレス事務総長「可能な限り最も強い言葉で非難する」

大規模な爆発で多数の死傷者が出たことについて国連のグテーレス事務総長は、日本時間の27日午前4時ごろ記者団の取材に応じ「カブールでの恐ろしいテロ攻撃について、可能な限り最も強い言葉で非難する」と述べました。
そのうえで、被害にあった人たちやその家族に哀悼の意を表明しました。

 タリバン幹部「犯人に裁きを下す」

武装勢力タリバンの幹部で報道を担当するシャヒーン氏は26日、NHKの取材に対し「アメリカ軍が担当する地区で2回の爆発があったことを確認した。
これまでに13人が死亡し、52人がけがをした。この恐ろしい出来事を遺憾に思い、あらゆる措置を講じて犯人に裁きを下す」とコメントしました。

2021年8月27日 NHK
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/66512.html


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