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【朗報】野々村チェアマンが描く「稼げるJリーグ」への青写真←これwwwwwwwww
https://news.yahoo.co.jp/articles/e988ab791a8386b4bad9c84d2aee85306e80fe55
アスリートでありながら、投資家としての意識を持つ「アスリート投資家」たちに、自らの資産管理や投資経験を語ってもらう連載「 アスリート投資家の流儀 」。今回はその番外編です。
元Jリーガーで、引退後に起業。その後、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)社長に転身し、2022年からJリーグチェアマンを務めている野々村芳和さんに話を聞きました。
1993年の開幕から32年目を迎えた2024年のJリーグ。今季からJ1・J2・J3ともに各20チームずつの編成となり、合計60クラブが頂点を目指してしのぎを削っています。発足当初は10チームしかなかったことを考えると隔世の感があります。しかもJ1首位を走っているのが、今季初めて最高峰リーグに参戦したFC町田ゼルビアという異例の状況になっており、今後の展開が大いに注目されるところです。
そのJリーグを牽引する野々村さんは慶応義塾大学を卒業後、1995年にジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド市原・千葉)入り。2000年には札幌に移籍し、2001年末に現役を引退。その後は経営者としてサッカー界を支えてきました。
Jリーグチェアマンに就任してからは「世界に肩を並べるリーグを作る」と新たな成長戦略を打ち出し、リーグ配分金の見直しや2026年夏からのシーズン移行を決断するなど、さまざまなアクションを起こしています。そんな豪腕リーダーは現在のJクラブの経営や選手たちの待遇をどう見ているのでしょうか。マネーという側面からJリーグを語っていただきました。
■Jリーグの立ち位置は30年間で大きく変わった
――現在、J1~J3で1700~1800人程度のJリーガーがいると思います。野々村さんは選手たちの年俸や待遇の現状をどう捉えていますか。
野々村:水準は上から下まであるので、何とも言えません。僕らがJリーガーになった1990年代はレギュラークラスであれば数千万円からスタートという状況でしたが、当時はクラブが10チームしかなくて、日本人のレギュラー選手が各クラブに8人程度として80人くらいしかいなかった。クラブ側も高い年俸を支払うことができたということだと思います。
30年が経過した今は、Jリーガーの総数が1700~1800人もいます。当時に比べてJリーグも成長していますが、世界のサッカー市場におけるJリーグの規模を考えると、その全員に30年前のレギュラークラスと同じ金額を支払うことはできません。
一方で、上位10チームのレギュラークラスの日本人選手という観点で見れば、世界全体の年俸の水準が上がっているため、むしろ今のほうが高い年俸をもらっているのではないでしょうか。
――「Jリーグは1億円プレーヤーがほとんどいない」といった話も聞きます。
野々村:そんなことはないと思いますし、欧州クラブで活躍して日本に戻ってきた元日本代表クラスなどはその水準に達していると僕は捉えています。ただ、30年前と今とではリーグの世界的な立ち位置が変わったのは確かです。
当時のJリーグのマーケットは日本国内だけでした。バブル崩壊直後とはいえ、世界における日本経済の評価も高く、サッカーに巨額のマネーが投入されていました。しかしながら、今は欧州を筆頭に他国のリーグが大きく成長し、地盤を固める必要のあった日本は少し離されてしまった状態なんです。
■いかにして「200億円クラブ」を目指していくか
(以下略、続きはソースでご確認下さい)