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【台湾】「歴史的価値残したい」日本統治時代に建てられた小学校宿舎、修復へ
1: ◆mZB81pkM/el0 (茨城県) [SY] 2021/08/26(木) 19:53:06.84 ID:dM8xC1mJ0● BE:844481327-PLT(13345)
(台中中央社)中部・台中市后里区の月眉小学校に残る日本統治時代に建設された宿舎4棟が文化部(文化省)の補助を受けて修復されることになった。関係者らが25日、現地を視察した。
保存運動に携わる楊瓊瓔立法委員(国会議員)は、建物の歴史的価値を永続的に残したいと語った。
この宿舎は木造で、1930年代に建設された。同小は台湾人児童が通う「月眉公学校」を前身とし、宿舎には当時、校長や教師、その家族らが暮らした。
建物は構造が強固に作られており、1935年に起きた新竹・台中地震の影響を受けたとされる。1999年の台湾大地震でも倒壊を免れた。2020年11月に台中市の歴史建築に登録されている。
月眉小の廖暁柔校長は、現在は誰も住んでおらず、一時的に倉庫として使用していると説明。歴史的建築物としての価値をとどめようと、関係部門に修繕計画を提出したという。
日本式宿舎を修復して再利用することで、当時の姿や風情を取り戻せればと語った。
楊議員は、宿舎は同小の教師や児童の思い出を記録してきたとした上で、完全な形で保存されている日本統治時代の建築様式は台中市には多くないと建物の貴重性を強調。
まずは調査研究を行い、学校側が今後の活用について改めて検討する予定だとしている。
フォーカス台湾
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202108260004.aspx