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中国・敦煌「日本人観光客が全然来ない…」 シルクロードブームの再来を熱望
1: 名無しさん@涙目です。(東京都) [ニダ] 2024/06/23(日) 15:17:16.08 ID:Gi7MRISm0 BE:123322212-PLT(13121)
世界遺産・ 莫高窟で知られる中国・敦煌市が、日本人観光客の訪問を熱望している。文化財保護での日中協力の歴史を生かし、コロナ禍を経てほぼ姿を消した日本人を再び引きつけたい考えだが、低調な日中関係がネックとなっている。(中国甘粛省敦煌 東慶一郎、写真も)
「天井と壁全体に色鮮やかな宗教画が残っています」
12日、莫高窟の第285窟。地元の「敦煌研究院」研究員が、視察に訪れた金杉憲治・駐中国大使に流暢な日本語で説明した。
第285窟は、莫高窟でも古い時期の西魏時代(6世紀)の壁画が残る。普段は非公開だが、壁画の保護、研究に日本の独立行政法人が協力したこともあり、特別に案内された。
シルクロードの要衝だった敦煌は、井上靖氏の小説「敦煌」や画家の平山郁夫氏の作品で有名だ。
1980年代にはNHKのドキュメンタリー番組が一大ブームとなった。文化財保護で日中協力も進み、日本政府も約10億円の無償資金協力で支援した。
敦煌市によると、80、90年代は観光客のほとんどが日本人だった。ブームは去り、2000年代以降は徐々に減少した。
コロナ後も回復していない。23年の日本人訪問は600人台で、90年代の1%程度にとどまるという。