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ドジャース・大谷翔平が2年ぶり7本目の先頭打者本塁打、リーグ単独トップ21号 5戦4発で44・2発ペース
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スポーツ報知
ドジャース・大谷翔平(ロイター)
◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(20日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回の1打席目に、先発左腕・ブラックから先取点となる21号先頭打者本塁打を放った。大谷が先頭弾を放つのは、エンゼルスに所属していた22年5月22日の本拠地・アスレチックス戦以来2年ぶりで7本目。2試合ぶりのアーチで、オズナ(ブレーブス)の20本を抜く21本でリーグ単独トップに立った。
大谷の勢いが止まらない。16日(同17日)の本拠地・ロイヤルズ戦では、今季初となる1試合での2打席連続本塁打。17日(同18日)の敵地・ロッキーズ戦で3打席連続安打を放つと、18日(同19日)には、中堅へ今季のメジャー全体で最長となる576フィート(約145メートル)の特大弾を放った。前日19日(同20日)は走者一掃の3点適時二塁打を放つなど2安打3打点。4試合連続で打点とマルチ安打をマークしていた。
17日(同18日)の敵地・ロッキーズ戦からは、1番に座っていたベッツが左手に死球を受けて骨折して離脱したことで1番に抜てき。これまでは2番がメインだったが、苦労を感じさせないバッティングでチームを引っ張っている。1番の心得については「あまりそこまで意識はしないように。一番変わるのは1打席目だと思うので、そこさえしっかりリズムよく入れれば十分仕事になるんじゃないかなと思います」と話していた。
山本由伸投手(25)も右肩腱板損傷で負傷者リスト(IL)入り。ベッツ、ビューラーらも離脱するなど、主力が抜けてチームは苦しい状況だが「特にけが人がちょっと多くなる時期ではあるとは思うので、全員でカバーしたいなというのはその通り」と、人一倍の責任感を持って試合に臨んでいる。
2試合ぶりのアーチでリーグ単独トップの21号。チーム77試合目での21発は、シーズン162試合に換算すると44・2発ペースと、本塁打王に輝いた昨季の44本とほぼ同じペースだ。
標高約1600メートルの高地で、気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて約10%打球の飛距離が伸びると言われるコロラド州デンバーのクアーズフィールド。同地区で対戦の多いチームとあって、大谷はこれからもデンバーで多くのアーチを量産しそうだ。
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