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同級生から暴行…その後「加害者と一緒に授業を受けてほしい」と被害者に打診した結果、不登校に
関係者によると、男子生徒は4月24日の休み時間、クラスメートから因縁をつけられ、教室内で暴行を受けた。さらに廊下に引きずり出されて顔を殴られたり、腹を蹴られたりもしたとし、唇を切るなどして病院で約2週間のけがと診断された。他の生徒が撮影したとみられる動画に暴行の様子や、暴行を指示したとされる生徒らが映っており、男子生徒の保護者は同月30日、県警に被害届を出した。
事態を把握した学校側は、暴行したり、それを指示したりしたとされる生徒2人を特定して指導し、別室で授業を受けさせることにした。男子生徒にはオンラインや個別で授業を受けてもらうなど配慮していた。
しかし、学校は5月下旬、暴行事案を公表せぬまま、対応方針を変更。男子生徒には「クラスに戻りたいよね」などと声をかけ、保護者には「加害生徒2人もクラスに戻したい」と打診してきたという。直後に男子生徒は過呼吸などの症状が出て適応障害と診断され、登校できなくなった。一方、加害生徒2人は元のクラスに戻り、通常通り授業を受けているという。
男子生徒の保護者は毎日新聞の取材に「なぜ被害を受けた側の気持ちを考慮せず、加害者を守ろうとするのか。加害生徒や周りで見ていた生徒は何事もなかったかのように日々の生活を楽しんでおり、納得できない」と憤り、「学校側は校内で暴行があった事実を隠している。全校集会や保護者会などで事実を明らかにしてほしい」と訴えた。
続きはYahooニュース 毎日新聞
2024/06/18 20:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3365a8f403e4ea2eb863cf608da3751c638358