兵庫県の城崎温泉で、男湯の脱衣場にスマートフォンを置いて、男性を撮影した疑いで、大阪から来ていた宿泊客の男が逮捕されました。
撮影処罰法違反(撮影)の疑いで現行犯逮捕されたのは、大阪市の28歳の会社員の男です。
警察によりますと、男は10日午前0時半ごろ、兵庫県豊岡市の城崎温泉にある宿泊施設で、男湯の脱衣場にスマートフォンを置いて、20歳の男性を撮影した疑いがもたれています。
スマホを横にして、脱衣場のカゴに立てかけた状態で、置いたまま動画撮影していたということで、違和感に被害男性が気づいて、男を問い詰めるとともに、110番通報したということです。
なぜ、その男性を撮影したのか…
警察によりますと、容疑者と被害者は見ず知らずの関係。それぞれの知人同士で、同じ旅館に宿泊していました。
男が警察に供述したという内容は以下のようなものでした。
きっかけは9日昼ごろで、同時間帯に旅館の浴場で居合わせた際に、「(男性が)下半身を隠していたので、気になっていた」のだといいます。
その後2人は、城崎温泉の外湯で再び居合わせたといい、会話した際に、「0時ごろに(風呂に)入る」という情報を男が耳にしたことから、その時間帯にスマホをしかけたのではないか、と警察はみています。
取り調べに対して、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。