「蓮舫の悪友で親友」と自己紹介した辻元氏は、「蓮舫さんは(本会議場の)席が隣。私たちはいつも、うるさい女とか、批判ばかりしているとかレッテルをはられている」と不満を漏らしつつ「私たちがなんで大きな声で、総理におかしいじゃないか?と言うのは、声を出せない人の声を国会に届けないといけないと思っているから。蓮舫や辻元に勝てる人がいたら出てこい、という思いで励まし合ってやってきた」と述べた。
蓮舫氏は都知事選出馬について「悩んでいましたよ」というが、辻元氏は「私は相当前から『あんた、都知事選、どう?』と言っていた」と明かした。「いちばん最初に言ったのは(東京)オリンピックの時。情報公開をしてほしいと思ったが、いまだに分からない」と述べ「神宮外苑の再開発の問題が出た時、もう堪忍袋の尾が切れた。これもまったく情報公開がないまま進められていた」と都の対応を批判。「知事に替わってもらわないと、しゃあないと思い、『蓮舫、あんたしかおれへんで』とささやいていたのが私。決断してくれた時は、本当にうれしかった」とも口にした。
「光と影の影の部分に光を当てるのが、都知事の仕事。新しくできる影が長くならないうちに、また光を当てることをやり続ける知事が必要なのではないか」と述べた上で「私も(出馬を)勧めたからには、責任がある。蓮舫さんには最後まで参院議員をまっとうしていただき、きちんとけじめをつけて次のステップにチャンレンジをしてほしい」と、呼びかけた。