富山県で川で溺れていた小学生を通りかかった専門学校生の男性が危険を顧みず飛び込んで救出した。
この男性の行動にSNSでは「素晴らしい判断だ」「よくやった!すごい!」「勇気ある行動!」など多くの賞賛の声があがった。
その一方で、ある投稿が話題に…
「私の夫は同様の状況で溺れていた中学生とともに亡くなった。(中略)飛び込んで助けることが素晴らしい、勇敢だと美談にしないでほしい。」(岡まゆみさんのXから)
投稿主の岡真裕美さんの夫は12年前、川で溺れていた子どもを助けるために水に飛び込み、帰らぬ人となった。
「5歳と2歳の子どもと私を残して勝手に死ぬなんて、本当になんてことをしてくれたんだと思った。当事者になると本当に美談だけじゃない。夫はすごい人だったとは思うが、残された私と子どもたちはもっと長く一緒に過ごしたかった。恨もうにも何も恨めず、誰も事故を起こそうとしたわけではないため、消化しきれなかった」(岡さん)
溺れている人を助けに行って命を落とす「救助死」。
「救助死」で夫を亡くした岡さんにとって、人助けとはいえ自らの命を危険にさらす行為を美談とすることにどうしても抵抗があった。
「『すごい人だ』『ヒーローだ』みたいに終わるのではなく、やっぱり残された遺族はそこからずっと生活が続く。その点も考えて『飛び込むのが素晴らしい』とか『飛び込まなければならない』とするのはやめていただきたい」(岡さん)
★1 2024/06/07(金) 13:45:29.60
※前スレ
「川に飛び込んで救助」を美談にしないで!、夫を亡くした妻の叫び…水難事故“救助死”どう防ぐ? [おっさん友の会★]