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【宇宙開発】H2Aロケット 種子島に搬入 日本版GPS衛星後継機載せ打ち上げへ
日本版GPS衛星「みちびき」の後継機を載せて今年度に打ち上げが予定されているH2Aロケットの機体が22日未明、鹿児島県の種子島宇宙センターに運び込まれました。
H2Aロケットの44号機の1段目と2段目の機体が入ったコンテナは、鹿児島県南種子町の港に到着したあと、21日夜10時ごろ、トレーラーに載せられて種子島宇宙センターに向けて出発しました。
機体にはエンジンや燃料タンクが格納され、先端に衛星を取り付けると、全長は53メートルになります。
機体を積んだトレーラーは地元の人たちが見守る中、ゆっくりと走行し、22日未明、種子島宇宙センターに到着しました。
今後は打ち上げに向けた準備が進められます。
H2Aロケットは、20年前に初号機が打ち上げられた日本の主力ロケットです。
これまでに43機中、42機が打ち上げに成功し、JAXA=宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は、新しいロケット「H3」の開発を進めています。
今回運び込まれたH2Aロケットの44号機は、日本版GPS衛星「みちびき」の後継機を載せて今年度中に打ち上げられる予定です。
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210822/k10013216711000.html