急性骨髄性白血病で余命1カ月という少年の情報がX(旧ツイッター)上で拡散され、俳優の要潤(43)や賀集利樹(45)ら、かつて特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズでヒーロー役を務めた俳優らがエールを送っている。
X上では「拡散ありがとうございます」というアカウント名のユーザーが29日、「拡散希望です!!!急性骨髄性白血病の再発でもう余命があと1カ月くらいしかない息子に何かできることはないかと考えていて、仮面ライダーが大好きなので仮面ライダーに出演されていた俳優さんにお力添えをいただきたいです」と投稿。
その後、「息子は2022年10月に白血病が見つかり2023年3月に骨髄移植を終え2023年5月に退院致しました。2023年10月に再発して、もう移植や抗がん剤に身体が耐えられないので治療をやめ在宅医療に切り替えました」と説明した。
この投稿は瞬く間に拡散され、閲覧数は30日午後0時現在までに約3800万件に。歴代の仮面ライダーたちからも続々とコメントが寄せられており、「仮面ライダーアギト」で主人公アギトの津上翔一役を務めた賀集は
「出来ることがあるならなんでも言って下さい。DMでも大丈夫ですので!」。同じくG3-X、氷川誠役の要は「何か出来ることがあれば遠慮なく言ってください。仮面ライダーを好きになってくれてありがとう」と呼びかけた。
「仮面ライダーゴースト」の天空寺タケル(ゴースト)役の西銘駿は「仮面ライダーゴースト天空寺タケルをやっていました。しっかりと届きましたっ!!僕なんかで良ければ、全力で答えます」。「仮面ライダーセイバー」富加宮賢人(エスパーダ)役の青木瞭は
「しっかりと届いたよ!久しぶり!富加宮賢人だよ。たくさん痛い思いしたと思う。辛い思いもしたと思う。でもその辛さを乗り越えた息子くんは強い!ものすごくね!もしかしたら、もう僕より強いんじゃないかな?ずっと応援しているよ!他に何かできることありましたら、ご連絡くださいませ!」と闘病中の少年にメッセージを送った。
そのほか、松田悟志(ナイト)や武田航平(イクサ、ダークキバ、グリス)山本裕典(サソード)、関隼汰(オルテカ)、谷口賢志(アマゾンアルファ)、藤田富(アマゾンオメガ)、徳山秀典(ザビー、キックホッパー)、アンジェラ芽衣(サーベラ)らがコメントを寄せている。