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先発出場の久保建英は随所で好プレー! レアル・ソシエダが強烈ミドル2発で東京V撃破
『Real Sociedad Japan Tour 2024』と銘打たれた今回の一戦。2023-24シーズンのラ・リーガを6位で終えたレアル・ソシエダは、現地時間25日に行われたアトレティコ・マドリード戦(0-2●)後すぐさま日本へ。マルティン・スビメンディやミケル・オヤルサバルらEURO2024に臨むスペイン代表に招集された5名や負傷者がメンバー外になった一方、久保建英やブライス・メンデスらが来日し、東京Vと対戦する。
序盤からレアル・ソシエダがボールを保持する展開が続き、4分にはB・メンデスの柔らかいスルーパスに抜け出したジョン・アランブルにチャンスが到来。右WGに入った久保も巧みなボールコントロールや巧みなスルーパス、中央への鋭いカットインで見せ場を作る。19分には前線へ駆け上がったアリツ・エルストンドのシュートが右ポストを直撃。こぼれ球を久保が拾ったが、シュートはGK長沢祐弥にキャッチされた。
30分、敵陣バイタルエリアでルーズボールを拾った久保がB・メンデスとのワンツーでボックス内右へ侵入。最終的には中央で待ち構えるブライアン・フィアベマへのラストパスを選択したが、東京Vの守備陣が懸命の対応でピンチを凌いだ。我慢の時間が続く東京Vは新井悠太のミドルシュートや山見大登の抜け出しでチャンスを作るも、相手GKを脅かすまでには至らない。
45分、レアル・ソシエダはジョン バルダが左からクロスを上げると、ボックス手前でこぼれ球を拾ったウルコ・ゴンサレス・デ・サラテが右足を一閃。強烈なシュートがGK長沢の手を弾きネットを揺らした。前半はこのままレアル・ソシエダの1点リードで折り返す。
後半開始早々の48分、右サイドで存在感を放っていた久保が途中交代でピッチを去ることに。積極的なプレスを敢行する東京Vは56分に途中出場の2人が決定機を創出。敵陣左サイドに抜け出した熊取谷一星がマイナス方向へ折り返し、パスを受けた古川真人が右足を振り抜くも、シュートは枠の左に外れた。その後は互いにフレッシュな選手を次々と投入。東京Vは前半よりもボールを奪えるようになり、拮抗した展開が続く。
76分、東京Vは右CKを起点にチャンスを作ると、左からのクロスに山田裕翔が右足で合わせたが、枠を捉えたボレーシュートはGKウナイ・マレロの好セーブに阻まれる。82分には前線でのボール奪取から河村慶人が右足で強烈なシュートを放ったが、途中出場のGKアイトール・フラガのセーブと右ポストに阻まれ、惜しくも同点ゴールとはならなかった。
このままタイムアップかと思われた90+1分、アルセン・ザハリャンがボックス外から強烈なミドルシュートをゴール左下隅に突き刺しレアル・ソシエダに貴重な追加点。試合は2-0で終了した。
【スコア】
レアル・ソシエダ 2-0 東京ヴェルディ
【得点者】
1-0 45分 ウルコ・ゴンサレス・デ・サラテ(レアル・ソシエダ)
2-0 90+1分 アルセン・ザハリャン(レアル・ソシエダ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/e08b419f98d10a3ecf274a95a8d95cf25170dc08