2024/5/26 18:26 産経新聞
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で26日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船が確認されるのは157日連続で、平成24(2012)年9月の尖閣諸島国有化以降、過去最長の連続日数に並んだ。27日に最長を更新する見込みだ。海警船の大型化が進み、天候に左右されず航行が可能になったのが要因だが、中国側は海警船の常駐で管轄権の既成事実化を企図しているとされ、専門家は「中国の体制強化に後れを取ってはいけない」と危惧する。