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巨・阿部監督 絶賛されてしまうwwwwwww「原が嫌いなんだろうなぁって・・・」
1: 風吹けば名無し 2024/05/28(火) 21:40:35.57 ID:kMIJpru+9
2024.05.27 16:00 週刊ポスト
「阿部監督? まだ1年坊主で、監督が何なのかもわかっていない。ただ、原よりは数段いいよ」──そう話し始めたのは、現役時代に巨人の名ショートとして活躍し、監督としてはヤクルト、西武で3度の日本一を経験した御意見番、広岡達朗氏(92)だ。
「原以外なら誰がやっても巨人は強くなると思うけど、去年まで“欲しい欲しい”と獲ってきた選手をこれからどう扱うか。阿部の手腕が見ものですよ。1年坊主には、いい勉強になるでしょう」
開幕から約2か月が経ち、巨人の新旧監督の違いが鮮明になってきたのはたしかだ。原前監督は「今の野球は点が取れないと勝てない」と公言して打撃を重視したのに対し、阿部監督は「バッテリー中心の守り優先の野球を目指す」と表現する。広岡氏はこう評す。
「野球はピッチャーが点を取られなければ勝てるんだよ。そのピッチャーを育てるのは、キャッチャーなんですよ。原はそれを知らなかった。だから、打てるという理由で大城(卓三、31)を正捕手に据えていた。それじゃ投手は育ちません」
一方の阿部監督は、長所だった打撃の不振もあって大城を二軍に落とし、昨年はスタメンマスクが2試合のみだった小林誠司(34)を重用。昨季、4勝に終わった菅野智之(34)との“スガコバ”コンビで起用し、菅野はここまで防御率1点台と完全復活を遂げた。広岡氏が続ける。
「人間というのは、やる気を出せば見違えるように変わる。正捕手に復帰した小林がそう。3年ぶりに本塁打が出たのはまぐれだが、それでも“菅野が投げる日はスタメンマスクだ”と思うと球場に来る覚悟が違ってくる。小林はそれで、下手ながら予想よりいい結果を出した。まだ本物ではない。もっと上手に教えたら、もっと結果が出るよ」
巨人V9時代の正捕手で、西武監督時代は9年間でリーグ優勝8回、日本一6回の黄金時代を築いた森祇晶氏(87)も、「キャッチャーはピッチャーの才能をどう引き出すかだから、小林と組ませた菅野が復活したのは評価できるんじゃないかな」と話す。阿部監督はキャッチャーに小林と岸田行倫(27)を併用しているが、森氏はこう続ける。
「キャッチャーは固定したほうがいい面もあるが、相手によるところもある。菅野と小林のように相性の問題もありますからね。いずれにしても一番大事なことは、チームのピッチャーの力を十分に発揮させる戦いができるか。調子がいい選手を使い、相手によっても変えていかないといけない」
そのうえで森氏は、「今、ジャイアンツが勝っているのは、バッテリーの勝利なんだよね」と強調した。
「攻撃陣がべらぼうに打って勝つのではなく、バッテリーが守り切って勝つ。負けている試合でも大量失点ではない。若い打者が多くてキャリア不足だけど、そういうなかでどうつないでいくかの戦いを阿部はしている。守備にもいい影響をもたらすよ。ピッチャーが好投しているのに、野手が気を抜いてエラーしていたら、ゲームが台無しになる。そりゃ真剣に守りますよ。
一言で言えば、守り勝っていく。それでいいんじゃないかと思う。今年はそれで戦ってみて、穴がどこかを考え、来年につなげればいい。そうやってV9野球に近づけばいいんじゃないかな」
※週刊ポスト2024年6月7・14日号
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