あわせて読みたい
それでもプロといえるのか J1で快進撃する町田が突きつけること
1: 名無しさん@恐縮です 2024/05/22(水) 09:50:45.10 ID:blxu+7T09
(19日、サッカーJ1 FC町田ゼルビア5―0東京ヴェルディ)
ご本人の名誉のために断っておく。以下の東京ヴェルディ・城福浩監督の発言は、FC町田ゼルビア戦2日前のものだ。
「町田から学ぶべきことがある。高い資金力と編成力を合致させ、強化費を正しく使えば成績につながる。刺激にすべきクラブがたくさんある。もっとプロフェッショナルになるべきだ」
宿敵を倒す気持ちをギラつかせながら、リーグ全体に言及した。実績ある63歳の重い言葉だ。
試合は酷なものだった。まさに資金力の違いが映し出された。若い東京ヴが対抗できたのは前半10分まで。圧力に耐えきれず、失点を重ねた。
町田に隙はなかった。東京ヴの強みである配球役の森田晃樹、見木友哉を消し、選手層の厚さを見せつけて試合を閉じた。
「点差ほどの差はない。でも東京のクラブに負けないことに意味がある」。黒田剛監督の勝利宣言は憎らしいほどだ。
町田は再び首位に立った。昇格して、さらに大量に選手を補強したクラブがJ1を面白くしているのは間違いない。
「資金力」が強いチームをつくるのは真理だ。ただ、スポーツの面白さは、それを覆す者が現れることにもある。
「歴然とした差をどう埋めていくのか。チーム内の競争力にしてこそ、この大敗を生かせる」。試合後の城福監督は一層ギラギラしていた。次戦は7月。対照的な昇格2クラブの紡ぐ物語には、続きが残っている。