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67年ぶりジャイアンツ馬場は「新鮮でした」 現役ドラフト経て初登板 次戦は阪神戦「負けられない」
巨人の7年目右腕・馬場皐輔投手(29)が22日の中日戦(東京D)に4番手として登板。現役ドラフトで阪神から巨人に移籍後初登板を果たし、ジャイアント馬場ならぬジャイアンツ馬場としての初マウンドは2/3回1安打無失点だった。
2―3と逆転されて迎えた7回だった。この回から登板した3番手左腕・大江が1死三塁とし、打席に代打・中島を迎えたところで馬場にスイッチした。
昨季まで巨人に在籍していた中島と昨季まで阪神に在籍した馬場の対決は空振り三振。だが、続く村松に中前打されて大江が残した三走・岡林に4点目のホームインを許した。それでも田中は遊飛に打ち取り、それ以上の得点は許さなかった。
2017年ドラフト1位指名で仙台大から阪神入りし、昨季までのプロ6年間で通算7勝4敗0セーブ22ホールド。昨年12月に行われた第2回現役ドラフトを経て今季から巨人に移籍した。
“巨人の馬場”は1999年に61歳で亡くなった伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場さんが馬場正平として1955年から5年間在籍して以来2人目。馬場皐輔は馬場正平投手が1957年に3試合登板して以来67年ぶりとなる“巨人の馬場”としてのマウンドとなった。
試合後、馬場との一問一答は以下の通り。
――振り返って。
「大江のランナーをかえさずに帰って来たかったですけど、しっかりそこは反省点として、まだまだチームの戦力になれるようにしっかりいきたいなとは思います」
――ジャイアンツのユニホームを着て東京ドームで投げた。
「新鮮でした。でもバッターに向かって行く気持ちとか、しっかりやってきたこと、低めに丁寧に投げるとかそういうのは今日しっかり体現できたので、また無駄な力とか力みとか取れてたら、もっと肩の力とか抜けてくればもっと厳しいコースに投げ分けができてくると思うので、しっかり次の登板でも自分の役割というところを大事にしていきたいと思います」
――緊張は。
「緊張はしました。でも向かって投げている感じは出せたのかなと思います」
――次は肩の力抜けられる。
「個人の開幕が東京ドームで良かったなというのは。あとはしっかり状況に応じた投球をやっていけたら」
――今後どうアピールしたいか。
「やっぱりみんなに続けるような形で、まずは自分の投球をしっかりやって、それが結果的にいい方向に結びつくということを考えて投げてるんで。まずはチームが勝つための投球というのをしっかり準備してやっていきたいなと思います」
――次は阪神戦。
「やっぱり首位のチームなんで負けられないと思うので。次は敵という形になるので、絶対に気持ちで負けずに立ち向かっていく姿を見せていけたらなと思います」
5/22(水) 22:52配信 スポニチアネックス
https://news.yahoo.co.jp/articles/105b6183f846e801be75911e97b073ad63308c9d
<巨・中>7回途中から登板した馬場 (撮影・西川祐介)
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