【朝鮮日報コラム】 尹大統領に「アンニョンハセヨ」だけ…韓国語ができないソウルの外国特派員たち

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【朝鮮日報コラム】 尹大統領に「アンニョンハセヨ」だけ…韓国語ができないソウルの外国特派員たち

1: 仮面ウニダー ★ 2024/05/19(日) 12:56:32.99 ID:m3gYCeDk
もし、ワシントン駐在の特派員が、英語をうまく操れないせいで英語での取材ができず、バイデン米大統領やトランプ前米大統領(共和党の次期大統領選候補)に質問する絶好のチャンスに英語で質問できなかったとしたら?

 東京特派員が東京で日本語ができず、グーグルの自動翻訳やパパゴ(韓国ネイバーの翻訳サイト)に頼ってばかりで机に張り付いているだけだったら? 
パリの特派員がフランス語を一言も理解できず、通訳者がいないと取材も何もできないとしたら?
ー中略ー

 現場の最前線で直接会って、質問して話を聞いて、それを文章にするのがジャーナリズムの基本原則だと考えれば、このような特派員は決して良い点数はもらえないでしょう。

 私はソウル中心部の光化門に勤務していた時、チャンスを見つけては欧米圏の新聞・テレビ・通信社のソウル特派員たちと会い、いろいろな話を聞くことを楽しんだものでした。大学でジャーナリズムを専攻したため、ジャーナリズム先進国の記者たちから何かしら学べるだろう、という漠然とした期待があったからです。

 実際に、ジャーナリストとしてのプライド、黒い髪が白髪になるまで突き詰める粘り強さ、探究への情熱、専門性などを外信の記者たちから感じることができました。ある特派員は、60歳を過ぎるまでソウルにとどまり、韓国の重要な政治事件の現場を肌で経験し、並の韓国人記者よりも韓国の政治に詳しくなっていました。
平壌で金日成(キム・イルソン)主席に会ったというエピソードを明かし、実際に撮影した写真を見せてくれたのですが、この人の本当の正体はいったい…と首をかしげたくなるほどでした。
ー中略ー

 今月9日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の記者会見が行われた時も、ソウル駐在の外信記者たちの素顔があらためて露呈しました。記者会見で4人の外信記者が質問をしたのですが、韓国語で質問できたのは日本の新聞記者1人だけで、残りの記者は韓国語で質問することができなかったのです。
ー中略ー

 先日、現在研修で滞在しているワシントンのジョージタウン大から遠くないポトマック川近くのカフェでコーヒーを飲んだのですが、どこからか韓国語が聞こえてきたので耳を澄ませて辺りを見回しました。ところが韓国人らしき人は全く見当たりませんでした。
しばらく注意深く聴いていたところ、店内で流れている音楽がKポップだったのです。
ネイバーでその音楽を検索したところ、ガールズグループNewJeansの曲でした。今年3月末にフロリダのオーランドに行った時も、レストランでKポップがかかっていてその人気を実感したのですが、ワシントンのど真ん中で再び耳にして、一層うれしくなりました。

 Kカルチャー(韓国文化)が世界に広がっているのですから、大統領室で開催されるほどの記者会見なら、外信記者たちが自分の駐在する国の言葉で質問する姿が見られればいいのに、と思いました。
仮に英米圏の記者たちに無駄な優越感があるのなら、そうした優越感を捨てて、韓国語で自ら南大門市場の商人を取材し、韓国語の新聞を読み、韓国語でテレビやラジオの情報に接すれば、より正確な報道が出るのではないかと思います。

 韓国では不思議なことに、外信の記事というとなぜか公的な信用があるように考えられてしまうのですが、実は注意して読む必要もあると申し上げたいです。
先に述べたように、ジャーナリズムの基本をおろそかにしているケースもあるからです。

 韓国の道路標識すら読めない外信記者が韓国の政治について記事を書いているとしたら、どう思いますか? 誰もが気軽に触れられる部分ではないような気がして、公論の場に疑問符と驚きを投げ掛けてみました。

ワシントン=盧錫祚(ノ・ソクチョ)記者(ジョージタウン大訪問研究員)

全文はソースから
記事入力 : 2024/05/19 11:25
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/05/14/2024051480204.html


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