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大相撲五月場所 十両で“まわしベロリ”のハプニング発生 ヒヤヒヤの熱戦に「相撲どころじゃないがな」「これ注意レベル」ファン騒然
<大相撲五月場所>◇六日目◇17日◇東京・両国国技館
十両十一枚目・志摩ノ海(木瀬)と十両十三枚目・欧勝海(鳴戸)が2分を超える大熱戦を繰り広げた一番。志摩ノ海のまわしがベロリと垂れ下がるハプニングが発生した。
“あわや”の事態にファンも「相撲どころじゃないがな」「これ注意レベル」とヒヤヒヤしっぱなし。館内の興奮したファンからは珍しい掛け声まで飛んだ。
立ち合い頭を下げて当たった両者。突き押しから激しいまわしの探り合いを経て、右四つに組んだ状態となった。
土俵中央付近でやや膠着し始めたが、よく見ると志摩ノ海の前まわしがベロリと垂れ下がった“危険”な状態に。だが“まわし待った”はかからず取組は続いていった。
右四つの体勢でこう着状態が続き、行司が繰り返し「はっけよーい!」と促すと、突如、客席から「はい!はっけよーい!」と掛け声がかかるアクシデントも発生。その後、互いに寄っては耐えの必死の攻防戦を繰り広げると、
最後は土俵際で両者ともに投げを打ち合うような格好となり、僅差で志摩ノ海が上手投げを決めて勝負がついた。2分を超える熱戦を制した志摩ノ海は5勝目。敗れた欧勝海は5敗目を喫した。
志摩ノ海のまわしがほどけそうになるハプニングに、ABEMAの視聴者も「相撲どころじゃないがな」「これ注意レベル」「まわしが…とれそう…」「ピンチ」「ハラハラした」とざわついていた。
なお、取組中にまわしの前袋が外れて露出すると“不浄負け”として反則負けになる。戦後唯一の事例として、平成12年(2000年)五月場所で、
当時三段目の朝ノ霧(若松)の陰部が露出してしまい、対戦相手の当時三段目の千代白鵬(九重)が反則勝ちとなった一番が知られている。(ABEMA/大相撲チャンネル)