TBS系の「日曜劇場」として放送中の『アンチヒーロー』(主演・長谷川博己)は、4月開始の民放連続ドラマで唯一、3話連続で視聴率が10%以上(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録している。さすがは「日曜劇場」というところだ。
『半沢直樹』『VIVANT』など、社会現象となる作品を送り出してきた「日曜劇場」。その主演俳優には、NHK大河ドラマにも劣らない人気俳優陣が名を並べている。だがそのなかでも、演技力に疑問符がつく俳優はいないのか――本誌がアンケート調査を実施した。
近年の「日曜劇場」に主演した男性俳優15人を対象に、全国のテレビ好きの20代から60代の女性に「演技がイマイチ」だと思うのは誰か?をきいた。
【第5位】35票 竹内涼真 『テセウスの船』(2020年)
「ほかの俳優さんと比べると存在感が薄く、演技も無難で個性が感じられない」(60代・会社員・東京都)
「ドラマはなかなかヘビーなストーリーだったのですが、役と合ってなかったように思います。一緒に出ていた鈴木亮平さんがよかっただけに、なおさら」(50代・公務員・鹿児島県)
【第4位】36票 山﨑賢人 『アトムの童(こ)』(2022年)
「何をやっても同じな感じしかしない。なんであんなに映画に出ているのか不思議」(30代・会社員・山口県)
「いろいろ出ている人ですが、どれも淡々としてかわりばえしないイメージ。とくにシリアスな役は無理だと思う」(40代・パート・東京都)
【第3位】42票 二宮和也 『ブラックペアン』(2018年)『マイファミリー』(2022年)
「どんな役柄、どんな状況でも姿勢が悪くて、しゃべり方も一辺倒。これで演技がうまいとかの評価があるのが理解不能。VIVANTのときも、一人だけ浮いてたよ」(50代・会社員・東京都)
「『ブラックペアン』って医者の役だったけど、どう見ても子どもだし、ましてや名医なんて(笑)。演技の軽さでは松潤と双璧」(20代・学生・富山県)
7月から『ブラックペアン』のシーズン2が始まるんですけど……。
【第2位】87票 松本 潤 『99.9-刑事専門弁護士』(2018年)
「この人の表情、とくに口元が微妙で、演技が自然ではない。感情が伝わってこない」(40代・主婦・東京都)
「活舌が悪くて、何を話しているのかわからない。さらにオーバーすぎる演技。大河ドラマもそうだった。アイドルをやってればいいのに」(40代・主婦・長野県)
『どうする家康』で、さらに評価を下げたようだ。
【第1位】114票 木村拓哉 『グランメゾン東京』(2019年)
「何をやってもキムタク。多くの人がそう思っているだろうけど」(30代・派遣社員・徳島県)
「自分に酔いしれている感じ。苦手です」(60代・主婦・神奈川県)
「いま放送中のドラマにも出ていますが、演技は昔から成長していないように感じます」(60代・主婦・東京都)
「どんな役でもキムタク」との意見が大多数。それにしてもトップ3が、旧ジャニーズ勢って……。