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井上尚弥の次戦、日本で9月グッドマン戦決定的 IBF&WBO1位の18戦無敗男
「次戦は9月ごろ、隣にいるグッドマン選手と防衛戦をしたい。これから交渉していきたい」
オーストラリアから東京ドームに“敵情視察”で生観戦に訪れ、リング上に招き上げられたグッドマンも「ベルトが欲しくて、ここまで戦ってきた。絶対にやりましょう」と応じた。
今回、井上がネリ戦をクリアしたことで、対戦交渉は一気に進みそうだ。井上陣営は首都圏の会場を確保しており、日本開催になる見込みとも判明した。
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州出身のグッドマンはアマ時代、バンタム級で世界ユース3位やオセアニア選手権Vなどの実績を持つ。18年4月にプロ転向し、スーパーバンタム級では日本未公認のWBOオリエンタル王座、IBFインターコンチネンタル王座を獲得。22年には現日本バンタム級王者富施郁哉(25=ワタナベ)にも勝利し、23年3月には元世界王者のTJ・ドヘニー(37=アイルランド)にも判定勝ちを収めている実力者となる。
井上は17年以来、約7年ぶりとなる年間3試合を希望している。来年以降もスーパーバンタム級を主戦場に元世界王者、世界王者クラスの強敵を迎え撃つ防衛戦に意欲を示している。25歳で18戦8KO無敗のグッドマンの経歴、実力は十分だ。4団体統一王者の次期挑戦者として申し分ない存在となるだけに、対戦交渉は順調に進むとみられる。
試合に先駆けて、グッドマンは自身のX(旧ツイッター)に、こうも投稿していた。
「Inoue by KO between rounds 4-7. Watching and waiting I want next」
すなわち「4~7ラウンドで井上がKO勝ちすると思って観戦する。次の相手として待っているよ」と、将来的な初対戦をにおわせつつ、ビッグエッグ内で撮影した写真を添えていた。
https://www.nikkansports.com/battle/news/202405060001722.html