男は4月15日午前9時ごろ、釧路市内の大型複合施設で、釧路市芦野に住む男性(91)所有の現金17万円を盗んだ疑いが持たれています。
事件当日、男性が「ATMで金を下ろしたがその金がなくなった」と交番に申告しました。
男性が高齢だったことなどを踏まえ、ATMで現金をおろした事実があるかどうかから警察が検証したところ、男性は現金をATMから取り出したあと椅子に座って休憩。
立ち上がろうとした際現金、現金17万円が床に落ちましたが、男性はそれに気づかず立ち去りました。
その後床に放置された現金を男が広い、服の内ポケットにしまう様子が防犯カメラに残っていたことから逮捕に至りました。
調べに対し男は「貯金がなくこの金で生活しようと思った」と容疑を認め、落とし物として警察に届け出る意思がなかった旨を供述しました。
警察は男が盗んだ現金の使途などについて捜査しています。