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ACL・準決勝第1戦 横浜FM、ACL韓国アウェーで敗戦 蔚山の一発に沈む…ファイナル初進出懸け第2戦へ
横浜FMはアジアのカップ戦が再編された2002年以降では初のアジア王者を目指し、この日韓対決に臨んだ。この2戦合計方式の準決勝を突破したチームが西地区の準決勝を突破したクラブとホーム&アウェーの決勝に臨み、アジアを制したチームは2025年6月に開催される32チームに拡大されたクラブ・ワールドカップ(W杯)への出場権も得る。
敵地でのゲームにも積極的な立ち上がりを見せる横浜FMは、序盤にセットプレーから数回のチャンスを得た。しかし徐々に蔚山にペースを握られると前半19分、サイドからのクロスを中央でFWチョ・ミンギュに収められると、そこからのラストパスを後ろから走り込んだMFイ・ドンギョンに蹴り込まれ0-1とビハインドを背負った。
その後は横浜FMが攻撃回数を増やし、前半終了時点で10本のシュートを放つに至ったもののゴール前の決定機と呼べるほどの場面は作り出せず。1点を追う展開のまま前半を終えた。
後半も横浜FMがボールを持ち、蔚山はブロックを組んだ守備からカウンターを狙うような展開になった。蔚山は後半5分にカウンターからチョ・ミンギュが最終ライン背後に抜け出す決定機を得ると、GKポープ・ウィリアムの位置を見てループシュートを狙ったが、ウィリアムがギリギリのところでファインセーブで凌いだ。
後半23分にもカウンターを受けた横浜FMは、ゴール前での混戦からこぼれ球をチョ・ミンギュに狙われるも今度はゴールポスト直撃。1分後にもカウンターからイ・ドンギョンに際どいシュートを放たれるも、ウィリアムがかろうじて触ったボールはゴールポストに当たって外れた。さらに後半26分にもゴール前から放たれたチョ・ミンギュのシュートをウィリアムがスーパーセーブ。横浜FMは、なんとか1点差を維持した。
横浜FMは後半36分にMF天野純のタイミングをズラしたクロスにFWヤン・マテウスが飛び込む決定機を迎えたが、シュートは無念の枠外。このまま初戦を0-1で敗れた横浜FMは、ホームでの逆転を期して24日の第2戦に臨む。
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