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永久追放のピート・ローズ氏 サインボールで大谷翔平に〝皮肉〟「野球に賭けてごめんなさい」
東スポWEB
安打数、打率とリーグトップを快走し、日本人本塁打記録を更新して絶好調キープのドジャース・大谷翔平(29)に対し、MLB最多の4256安打の記録を持つピート・ローズ氏(83)が〝冷や水〟メッセージをサインボールに書いた。
賭博事件で球界から永久追放されているローズ氏は現在、全米各地でサイン会を行っており、先ごろミネソタ州セントポールでのサイン会でローズ氏がボールに書いた一文が波紋を呼んでいる。「野球に賭けてごめんなさい」「大谷選手も申し訳ありませんでした」「通訳がいたらよかった」…。米メディア「TMZスポーツ」は「史上最多安打のリーダーは大谷が無実であるとは信じていない。連邦捜査局は彼(大谷)が被害者と述べている。だが、ローズはそうは思わない」と伝えた。
現役時代は「チャーリーハッスル」のニックネームで親しまれ、スイッチヒッターとして活躍。24年間のキャリアで4256安打の金字塔を打ち立てた。しかし、レッズ監督時代の1989年に野球賭博疑惑で永久追放処分を受け、殿堂入りも除外されている。口の悪さも目立つようになり、イチロー氏が日米通算で自らの安打数を抜いた時には「日米のレベルが違う。それなら私のマイナー時代の数字も加えてくれ」などと暴言を吐き、今回の元通訳の水原一平容疑者による詐欺事件についても「私にも通訳がいればよかった。そうすれば無罪放免だった」など皮肉を込めた動画を投稿していた。
MLBアナリストのオインドリラ・チョードリー氏は「この機会にローズは大谷の境遇をからかった。大谷もローズ自身と同じようにギャンブルをし、通訳をスケープゴートとして利用したのではないか、と示唆した。しかし、ローズは現役、監督時代に野球賭博をする重大な違反をした。大谷が水原の賭博や盗みについて何かを知っていたという証拠はない」と切り捨てている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e39b7c32151ca29b8c8c76e489e9697ed6136c