https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240421/k10014428881000.html
2024年4月21日 17時03分
国内最大級のLGBTQ関連のイベントが東京・渋谷で開かれ、性的マイノリティーの人たちへの差別や偏見のない社会を目指して当事者や支援者などが街なかを歩く「プライドパレード」が行われました。
東京・渋谷で行われた「プライドパレード」には性的マイノリティーの当事者や支援者などが参加し、多様性の象徴とされる虹色の旗や服を身につけ、「ハッピープライド」と声をあげながら、街なかを行進しました。
主催団体によりますと、性的マイノリティーの存在を広め差別や偏見のない社会を目指す「プライドパレード」が日本で初めて行われたのは1994年で、それから30年を経て、21日はおよそ1万5000人が参加したということです。
性的マイノリティーの人たちをめぐっては、同性カップルを“結婚に相当する関係”とみなして証明書などを交付するパートナーシップ制度の導入が各地の自治体で進んでいるほか、去年、LGBTの人などへの理解増進に向けた法律が施行されました。
社会の理解が徐々に広がる一方で、当事者などからは生きづらさを訴える声も引き続きあがっています。
パレードを主催した「東京レインボープライド」の杉山文野共同代表理事は(略