ドジャース・ロバーツ監督51歳の際立つ統率力 大谷翔平への苦言で示したものとは 水原一平氏騒動の際は全力擁護

ドジャース・ロバーツ監督51歳の際立つ統率力 大谷翔平への苦言で示したものとは 水原一平氏騒動の際は全力擁護

ドジャース・ロバーツ監督51歳の際立つ統率力 大谷翔平への苦言で示したものとは 水原一平氏騒動の際は全力擁護

1: 名無しさん@恐縮です 2024/04/19(金) 21:00:16.77 ID:+xunuz2p9
4/19(金) 15:19配信

https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20240419-00000070-dal-000-4-view.jpg?pri=l
デイリースポーツ
 試合前セレモニーでロバーツ監督(左)と抱き合う大谷=3月21日

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がどういう言葉を発するか、注目していた。米国時間16日に行われたナショナルズ戦。大谷翔平選手は好機で迎えた2打席目から3打席連続で初球を打って凡退した。

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 チームは6-2で勝利。好機で積極的に打ちに行くことは何ら問題ない。メジャーで2番という打順を与えられていることを考えても、大谷にはその権利があるだろう。だが結果が伴わなければチームメートから、ファンからどういう視線を向けられるか。メジャー史上の大型契約を結んで移籍した1年目だけに、批判が向けられるファクターになる。

 そんな中、ロバーツ監督は自ら苦言を呈した。「ショウヘイはとても積極的な打者」と前置きした上で「得点圏に走者を置いた場面でいつも以上に超積極的だと思うので、落ち着かないといけない。投球を見るように伝えるつもりだ」。大谷に修正を求める考えをメディアの前で明らかにした。

 あえて公の場で言葉を発することで、少なくともチームメートは「ボスがこう言っているから」と思える。特にドジャースはベッツ&フリーマンのMVPコンビなどスター軍団ぞろい。そんな選手たちをまとめ、チームのベクトルを「勝利」の2文字へ向けさせる。そのために必要な発言だったと同時に、指揮官があえて苦言を呈すことでメディアから大谷への攻撃を最小限に食い止めることができる。

 プロ野球に目を向けても、昨季、阪神を38年ぶりの日本一へ導いた岡田監督は「チームが勝つためにクリーンアップでも犠牲になる、そういう打ち方をしないといけない。そういうチームが最終的に勝って強いチームなんやろな、やっぱりな」と語っていた。また巨人で歴代最多の1291勝をマークし、昨季限りで退任した原前監督も「個人軍じゃないよ。巨人軍」と口癖のように語り、チームとして団結して勝利に向かわせることを重要視していた。

 2016年からドジャースの指揮を執る51歳のロバーツ監督は、8年間で7度の地区優勝、ワールドシリーズ制覇も果たしている。大谷への苦言もあくまでチームが勝つために必要と判断したからこその言葉だ。一方、開幕戦直後から勃発した水原一平容疑者の騒動に際しては、自ら矢面に立って報道陣に応対した姿も心に残る。

 3月末に大谷が会見して声明を発表した際、指揮官は「ショウヘイはとても正直だったと思う」と語った上で「みんな、ショウヘイを見守って、寄り添おうとしていたと思う。彼が自分の考えを整理して、正直に、率直に、とても傷つきやすかったことを話してくれたことは、本当に大きかったと思う。私は聞きたいこと全てを聞くことができたし、選手たちも同じ気持ちだと思う」。そう大谷をたたえた上で「自分の見解を述べたことを誇りに思う」と語った。

 さらに水原容疑者が訴追された際には「これで彼の潔白が証明されたと思うし、私たちはそれを信じていた。このことはもう過去のことだから、これで野球に向き合える」。大谷自身についても「彼は見事に対処していた。プレーすることだけに集中し、邪魔されることなく、素晴らしい仕事をしている。他の選手たちも本当にうまく対処していたし、雑音がプレーに影響するようなことはなかった」と対応をたたえた。

 時に厳しく、時に優しく。例え相手がメジャー史上最高額で契約を結んだ選手でも、ダメなことはダメとはっきり言う。そして窮地に立たされた際には全力で守る。選手がストライクゾーンに困惑していた際には、ベンチの最前列に出て何か言葉を発する姿も印象的だった。

 3月20日にソウルで開幕して約1カ月、ロバーツ監督の統率力が非常に興味深い。(デイリースポーツ・重松健三)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8dbc94013f2e1909994bdaca0005e4b17797712



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