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ドジャース・山本由伸、メジャー最長6回99球も4失点で降板…打線は大谷翔平のタイムリーなどから6回同点に追いつく
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ドジャース・山本由伸投手
■MLB ドジャース-メッツ(日本時間20日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの山本由伸(25)は今季5度目の先発登板で、メジャー自身最長の6回99球を投げ7安打4失点(自責3)、奪三振9で降板した。
2回に先制弾を浴びると、2本タイムリーと犠牲フライで3回まで4失点。打線は序盤無得点と沈黙したが、4回に大谷翔平(29)の四球と盗塁からタイムリーで1点を返すと、5回にはその大谷のタイムリーで2-4と2点差に。さらに6回の満塁機から2点タイムリーで同点に追いつき、山本の負けはなくなった。
山本は前回のパドレス戦(13日)では、5回3失点と勝利投手の権利を得てマウンドを降りたが、リリーフ陣が4点リードを守れず本拠地初勝利は持ち越しとなっていた。
この日の1回は先頭のB.ニモをカーブで見逃し三振に仕留めると、S.マルテは左飛、F.リンドアを最後はスプリットで見逃し三振。初回を9球の3者凡退で最高の立ち上がりをみせた。
2回はここまで6本塁打と好調の4番P.アロンソをカーブで空振り三振に抑えるが、続くD.J.スチュワートに甘く入った初球のフォーシームを右翼スタンドに運ばれ、先制本塁打を浴びてしまった。さらに続くF.アルバレスは捕ゴロもW.スミス(29)がファーストへの悪送球で1死二塁に。空振り三振で2アウトとしたが、H.ベイダーにセンターへタイムリーを打たれ0-2とリードを許してしまった。
2巡目に入った3回、1番のB.ニモに四球を与えると、S.マルテにフォーシームを捉えられてレフトフェンス直撃の二塁打。無死二・三塁のピンチにF.リンドアを中飛に打ち取るも、4番P.アロンソにタイムリーを浴び3点目、さらにD.J.スチュワートに犠飛を打たれ0-4と失点を重ねた。
4回は下位打線に対し、1死からエンタイトル2ベース、シングルヒットで二・三塁のピンチ。1番に戻りB.ニモ、S.マルテをスプリットで2者連続の空振り三振で切り抜けた。
打線は3回まで1安打と沈黙も、4回に先頭・大谷翔平(29)が四球で出塁すると、2死で今季5度目の盗塁に成功。さらにT.ヘルナンデス(31)のタイムリーでようやく1点を返した。
5回の山本は、中軸に対しF.リンドア、アロンソを打ち取ると、スチュワートを空振り三振に仕留め、8球でこの回を切り抜けた。さらにメジャー初の6回のマウンドに向かい、ヒットを一本許したが、最後は見逃し三振で抑えた。この試合の奪三振はメジャー自身最多の「9」に。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e4f0b43f70bed36c2fce643b128bd401303e1a9