4/17(水) 19:10配信
元埼玉県警捜査一課刑事でコメンテイターの佐々木成三氏が17日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。交差点で女性が危険な自転車走行をしていたとして撮影された動画がSNSに投稿され、この女性の個人情報までが拡散されている状況に対して「私刑として処罰されることは決して認めるべき行為ではない」と警鐘を鳴らした。
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佐々木氏は16日付のX投稿で「いま、ママチャリの人がトレンドになっているが、顔写真の拡散は肖像権の侵害に該当します。」と指摘した上で、「確かに逆走などの違反は認めれるかもしれないが、自転車と車がお互いが行く手を阻まれ、お互いが動かないだけでは犯罪にはならない。間違いなく言えるのは、あおり運転と同様の行動と論じているのはおかしいです。」と見解をつづった。
さらに、佐々木氏は17日付のXで「あおり運転か否かの判断は警察の捜査で明らかにして、違反行為として認められれば処罰されるべきであり、それを一つの動画のみで、多くの方があおり運転ありきとSNSで論じるのはおかしいという意味です。」と自身の見解を説明。その上で、同氏は「まだその判断がされていない状況下において、その情報が一人歩きして、更に過熱して顔写真や個人情報が晒され、私刑として処罰されることは決して認めるべき行為ではないと感じています」と改めて訴えた。
(よろず~ニュース編集部)
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