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【高校野球】“違反バット”3351本が市場に出回る…今春センバツでも使用、19日から使用禁止へ
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1713436240/
高校野球用具は、その使用制限において「金属製バットは、『製造安全協会』のSGマークが付けられているものに限る」とされている。当該5社から委託製造していた株式会社SSプロダクトの製品も、2022年9月のSG認証手続き時にはこの規定を満たしていた。だが、23年7月、委託した中国の工場で量産体制に入った際に、仕様が異なる製品が作られ、結果として「不適合のSGマークが付いたバット」が3351本、市場に出回る事態となった。
違反内容としては、反発性能に関する規定「打球部の圧縮試験を行ったとき、1ミリ変位させるときの力が6000N以上であること」を満たすためには本来、打球部の肉厚が4ミリ程度求められるが、不適合バットは3・5~3・6ミリと薄く、5300~5500Nしかなかった。全日本野球バット工業会からの情報提供で、約1週間前に発覚。該当する「XANAX」「三共スポーツ」「ハイゴールド」「イソノ」「ボルテカ」の5社は今後、自主回収を行う。
また、高野連は、23年11月から全国の加盟校に約1万2000本を配布、または配布中で、そのうちの2510本が不適合のバットであると明かした。さらに、今春センバツでも5校が持ち込み、一部で使用されたいたことも確認されている。現在、行われている春季大会を含め、記録等が無効になることはないが、今後は練習を含めて使用を全面的に禁止。配布分に関しては、高野連が対応するとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4495a141e5405ceb607f95287e9dd33fc8d7d4c2