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U-23日本、初戦10人で中国に1-0!松木玖生先制も西尾隆矢1発レッド パリ五輪最終予選
1: 名無しさん@恐縮です 2024/04/17(水) 00:03:10.65 ID:h/6B5IF49
<U-23アジア杯カタール大会:日本1-0中国>◇16日◇1次リーグB組◇第1戦◇ドーハ
【ドーハ16日=佐藤成】今夏のパリ五輪(オリンピック)出場を目指すU-23(23歳以下)日本代表が、難敵の中国を1-0で退け、初戦を10人で白星発進した。3・5枚のパリ切符を争うU-23アジア杯の初戦。開始8分、MF松木玖生(20=東京)の得点で先制した直後の同17分にDF西尾隆矢(22=セレッソ大阪)が退場。1人少ない中、全員が体を張った守備で虎の子1点を守り切った。先発に185センチ超の長身選手を7人並べてきた相手との一戦をものにし、8大会連続の五輪出場へ逆境から好スタートを切った。
今年1月の予定が、A代表のアジア杯カタール大会の昨年から同時期への延期を受け、今大会が春にスライド。国際Aマッチデー期間外のためFW鈴木唯人(ブレンビー)MF斉藤光毅(スパルタ)ら海外組を招集できず、苦しい戦いが予想される中、日本は前半8分に幸先よく先制点を挙げた。
大会1号は、MF松木だ。右サイドのペナルティーエリア角からMF山田楓喜(22=東京ヴェルディ)が、ボールを受けるや、すぐ左足でクロスを挙げた。ゴール中央に入っていた松木が、オフサイドラインを巧みに抜け、跳び上がって左足を伸ばす。ダイレクトで押し込み、ネットを揺らした。
松木は左手で拳を突き上げ、憧れるマンチェスター・シティーのフォーデンを模倣? した「スナイパー」ゴールパフォーマンスで喜びを表現。主将のMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)を支える副将の1人として、しっかり20歳がチームに勢いをもたらした。
今大会の上位3チームがパリ切符を得られる戦い。大事な初戦に、大岩剛監督(51)は次の11人を先発として送り込んだ。
▼GK 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)▼DF内野貴史(デュッセルドルフ)高井幸大(川崎フロンターレ)西尾、関根大輝(柏レイソル)▼MF藤田、山本理仁(シントトロイデン)松木、平河悠(FC町田ゼルビア)山田楓、そして▼FWにはA代表経験のある細谷真大(柏レイソル)を4-3-3陣形で並べた。
パリ路の1歩を踏んだ若きサムライたち。いきなり試練が待っていた。松木の先制から9分後、西尾が試合序盤にまさかの退場となった。
ボールと関係ない場面で後ろから相手に詰められた西尾が、腕を払った際に顔へ入った。VAR確認の結果、レッドカード。やや不運とも取れる判定で残り73分間以上、日本は10人での戦いを強いられた。
山本を下げ、DF木村誠二(サガン鳥栖)を投入。ダブルボランチの4-4-1システムに変更して対応した。一転して中国にボールを握られる展開となり、前半は1点リードで折り返したが、初戦からチームの一体感が試される形となった。
ただ、大会前から大岩監督は警戒心を強めていた。「いろいろな想定外があるかもしれない」。さっそく数的不利に見舞われたものの、アクシデントに動じない準備があった。初戦を前に、これまで明確に置いてこなかった主将に、初めて藤田を任命。指揮官は「一体感というか、団結力というものをもっともっと強固にしていくため」と意図を説明していた。さらにその主将を支えるため西尾、山本、松木、DF内野貴の4人を副主将にも選出。タフな戦いを勝ち抜くため隙を排除。抜かりはなかった。
目の前で起きたこと全てチームの糧とする。前半途中から1人少なくなったことで、強みとする前線からの強度の高い守備は発揮できなかった。それでもブロックを固めて耐え切った後半。メンバー選考に当たって大岩監督は「パフォーマンスがいいことは大前提」としつつ「大会中、タフであり続けること」と重要な指針を掲げた。何が起こるか分からない中立地での集中開催。動じない精神、肉体の強さを兼ね備えたパリ世代が勝利に突き進んだ。逆境をはねのけ、初戦から一体感がより強まる。花の都への歩みを1つ進めた。
【ドーハ16日=佐藤成】今夏のパリ五輪(オリンピック)出場を目指すU-23(23歳以下)日本代表が、難敵の中国を1-0で退け、初戦を10人で白星発進した。3・5枚のパリ切符を争うU-23アジア杯の初戦。開始8分、MF松木玖生(20=東京)の得点で先制した直後の同17分にDF西尾隆矢(22=セレッソ大阪)が退場。1人少ない中、全員が体を張った守備で虎の子1点を守り切った。先発に185センチ超の長身選手を7人並べてきた相手との一戦をものにし、8大会連続の五輪出場へ逆境から好スタートを切った。
今年1月の予定が、A代表のアジア杯カタール大会の昨年から同時期への延期を受け、今大会が春にスライド。国際Aマッチデー期間外のためFW鈴木唯人(ブレンビー)MF斉藤光毅(スパルタ)ら海外組を招集できず、苦しい戦いが予想される中、日本は前半8分に幸先よく先制点を挙げた。
大会1号は、MF松木だ。右サイドのペナルティーエリア角からMF山田楓喜(22=東京ヴェルディ)が、ボールを受けるや、すぐ左足でクロスを挙げた。ゴール中央に入っていた松木が、オフサイドラインを巧みに抜け、跳び上がって左足を伸ばす。ダイレクトで押し込み、ネットを揺らした。
松木は左手で拳を突き上げ、憧れるマンチェスター・シティーのフォーデンを模倣? した「スナイパー」ゴールパフォーマンスで喜びを表現。主将のMF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)を支える副将の1人として、しっかり20歳がチームに勢いをもたらした。
今大会の上位3チームがパリ切符を得られる戦い。大事な初戦に、大岩剛監督(51)は次の11人を先発として送り込んだ。
▼GK 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)▼DF内野貴史(デュッセルドルフ)高井幸大(川崎フロンターレ)西尾、関根大輝(柏レイソル)▼MF藤田、山本理仁(シントトロイデン)松木、平河悠(FC町田ゼルビア)山田楓、そして▼FWにはA代表経験のある細谷真大(柏レイソル)を4-3-3陣形で並べた。
パリ路の1歩を踏んだ若きサムライたち。いきなり試練が待っていた。松木の先制から9分後、西尾が試合序盤にまさかの退場となった。
ボールと関係ない場面で後ろから相手に詰められた西尾が、腕を払った際に顔へ入った。VAR確認の結果、レッドカード。やや不運とも取れる判定で残り73分間以上、日本は10人での戦いを強いられた。
山本を下げ、DF木村誠二(サガン鳥栖)を投入。ダブルボランチの4-4-1システムに変更して対応した。一転して中国にボールを握られる展開となり、前半は1点リードで折り返したが、初戦からチームの一体感が試される形となった。
ただ、大会前から大岩監督は警戒心を強めていた。「いろいろな想定外があるかもしれない」。さっそく数的不利に見舞われたものの、アクシデントに動じない準備があった。初戦を前に、これまで明確に置いてこなかった主将に、初めて藤田を任命。指揮官は「一体感というか、団結力というものをもっともっと強固にしていくため」と意図を説明していた。さらにその主将を支えるため西尾、山本、松木、DF内野貴の4人を副主将にも選出。タフな戦いを勝ち抜くため隙を排除。抜かりはなかった。
目の前で起きたこと全てチームの糧とする。前半途中から1人少なくなったことで、強みとする前線からの強度の高い守備は発揮できなかった。それでもブロックを固めて耐え切った後半。メンバー選考に当たって大岩監督は「パフォーマンスがいいことは大前提」としつつ「大会中、タフであり続けること」と重要な指針を掲げた。何が起こるか分からない中立地での集中開催。動じない精神、肉体の強さを兼ね備えたパリ世代が勝利に突き進んだ。逆境をはねのけ、初戦から一体感がより強まる。花の都への歩みを1つ進めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f88a03d8d996408ea9308d8dc9c0dbb61df802b