「水原が大谷の口座に勝手にアクセスし、送金しても通知が届かないよう設定を変更していたようです。捜査当局側は大谷にも事情聴取しており、水原が極秘にアメリカに戻っていたことを報じている。今後違法賭博について司法取引に応じる構えです」(全国紙米駐在記者)
不正送金の額は25億円近くにのぼるとされており、水原氏本人の手記や映画化などの収益でこの負債を返済するプランまで浮上しているという。電撃解雇以降、大谷の周辺で本件とちょっと外れた“騒ぎ”が起きていた。
「大谷の〝次期通訳〟に私を――という売り込みが殺到したのです。現在、通訳を務めるウィル・アイアトン氏(35)は“つなぎ役”だと見られたのでしょう。球団関係者、広告代理店、テレビ局、現地で取材しているOBら多方面に『何とか大谷に繋いでくれ』と。通常なら通訳の年収は1000万円前後が相場ですが、大谷の通訳となれば年収は破格の7000万円といわれています。必死になるのも理解できますが、ドジャースの関係者はドン引きしていました」(キー局関係者)
ただ、通常の通訳と日本人メジャーリーガーの通訳は仕事の幅が大きく異なる。大谷担当ともなれば、その業務は多岐にわたる。
「日々の買い物、車の運転、真美子夫人(27)の生活サポートもカバーしなければならないでしょう。大谷夫妻の悩みを聞いて、ともに乗り越えていく必要も出てくる。24時間、365日を大谷夫妻に捧げなければなりません。秘密保持は当然で、そこもストレスになる可能性がある。収入はいいかもしれませんが、10年1000億円超の超大型契約を結んだスーパースターをサポートするのは並大抵のことではない。私は年収1億円でもお断りしますよ」(日本人メジャーリーガーの元通訳)
前任はカネの魔力によって破滅したというのに、破格の待遇を目当てに後任候補が殺到する。なんとも皮肉な話ではある。