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今大会は1月にA代表のアジアカップが開催された影響で、当初の1月ではなく4月半ばの開催となった。そもそもインターナショナルマッチウィーク外の開催であり、海外組の招集が思うようにいかないことが想定されるなかで、ヨーロッパのシーズン終盤の時期と重なれば、なおさら事は簡単に進まない。交渉は難航し、今大会のメンバーには、これまでチームの主力を担ってきたMF鈴木唯人(ブレンビー)、MF斉藤光毅、MF三戸舜介(ともにスパルタ)、MF小田裕太郎(ハーツ)の招集は叶わなかった。
海外組が増えたからこその悩みであるとはいえ、五輪を目指す上では大きな問題だ。しかし、下を向いている暇はない。グループステージの初陣は4月16日の中国戦。8日から開催国カタールでトレーニングをスタートさせたチームは、30度を超える気候に適応しつつ、大会に向けて順調に調整を行なっている。
11日にはイラクとの親善試合を実施し、1-0で勝利。翌日はオフとし、13日から再びトレーニングを再開させた。13日の練習ではDF半田陸(G大阪)が最初から別メニューとなり、MF荒木遼太郎(FC東京)とMF田中聡(湘南)は途中からジョギングやストレッチなどで調整したが、荒木と田中は14日に復帰。半田も徐々に状態を上げており、離脱するようなアクシデントではなさそうだ。
アジアに与えられた出場枠は3.5。準々決勝を突破して、3位以上に入ればストレートインできるが、4位になった場合はアフリカ4位のギニアと5月9日にプレーオフを戦う。グループステージは16日に中国(日本時間22時)、19日にUAE(日本時間24時30分)と対戦。そして、最終節の22日は最大のライバル・韓国(日本時間22時)と顔を合わせる。グループステージは全て中2日のタイトな日程で、ターンオーバーも含めて23人全員の力が必要になるのは明白だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aea279e496fb80e432fc43f4554937b15d4a7005
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