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水原容疑者、金属製の足かせをつけたまま出廷 笑みを浮かべるシーンも
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1712965746/
2024年4月13日 6時21分
ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳で違法賭博問題と多額の窃盗によって球団から解雇され、銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。
法廷内に姿を現した水原容疑者は上下黒のスーツに白シャツ姿。シャツのボタンを一番上までとめ、ノーネクタイだった。黒い革靴をはいていたが、両足は金属製の足かせで拘束されていた。歩きづらいためか、うっすらと笑みを浮かべるシーンもあった。髪型は以前と変わりなく、ほおがややこけた見た目は、韓国での試合中にベンチで見せていた姿と同じだった。ロサンゼルスの元連邦検事で刑事弁護を専門とするマイケル・フリードマン弁護士と会話する姿は落ち着いており、特に緊張した様子もなかった。
水原容疑者が公の場に姿を見せるのは韓国での開幕戦、ドジャース―パドレス戦が行われた3月20日以来。同容疑者は同日、出廷前に法執行機関に出頭し、身柄を拘束されていた。
連邦地裁前には水原容疑者が出廷する1時間以上も前からテレビカメラ12台、スチールカメラ15台、報道陣約50人が集結。NBC、ABC、FOXが断続的に生中継するなど、大谷を被害者とした巨額スキャンダルとして全米の注目を集めた。
水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされ、米司法省から11日(同12日)に銀行詐欺容疑で訴追されていた。
司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。
スポーツ専門局「ESPN」などによれば、米連邦量刑ガイドラインに則り、銀行詐欺には最高100万ドル(約1億5300万円)の罰金及び最高30年の懲役が科される可能性があるという。マイケル・フリードマン弁護士を代理人に立て、司法取引による減刑を模索すると見られている。