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レイカーズ、好調ウォリアーズに敗れ手痛い2連敗…八村塁は20得点11リバウンドのダブルダブルで攻守に奮起
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4月10日(現地時間9日、日付は以下同)、八村塁が所属するロサンゼルス・レイカーズは、ホームのクリプトドットコム・アリーナでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦した。
8日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとの試合で負傷退場したアンソニー・デイビスは、この試合を体調不良(頭痛と吐き気)で欠場。デイビスを欠くレイカーズは、八村に加えレブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、ディアンジェロ・ラッセル、ジャクソン・ヘイズが先発出場した。対するウォリアーズは、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、アンドリュー・ウィギンズ、トレイス・ジャクソン・デイビスがスターティングラインナップに名を連ねた。
第1クォーター、グリーンやトンプソンが3ポイントを沈めをウォリアーズがリードを奪うと、レイカーズも八村やレブロンが3ポイントで応戦し接戦が続いた。しかし、クォーター終盤にオフェンスに苦戦したレイカーズはウォリアーズに突き放され、第1クォーターを29-38の9点ビハインドで終えた。
続く第2クォーター、レイカーズはレブロンとラッセルを中心にオフェンスを仕掛け、一時は3点差まで追い上げを見せたものの、前半に放った3ポイント5本全てを沈めたグリーンやウィギンズ、カリーから立て続けに長距離砲を浴び、再びリードを許す展開が続いた。クォーター中盤に0-11のランを許し前半残り4分半の時点で一気に17点のリードを奪われたレイカーズだったが、終盤にリーブスやスペンサー・ディンウィディーらの得点で踏んばり、60-71で試合を折り返した。
第3クォーター、レイカーズは八村の3ポイントやレブロンの“3点プレー”を積み重ね、後半開始3分で6点差まで詰め寄った。その後はウォリアーズと点の奪い合いが続くも、ゲイリー・ペイトン二世やカリーの連続得点でリードを10点に広げられていた第3クォーター残り約5分、八村が値千金のオフェンスリバウンドから得点を奪取。悪い流れを止めたプレーでチームを鼓舞した八村は、この時点で今シーズン4度目となるダブルダブルを達成した。しかし、八村とレブロンがともにベンチに下がったクォーター終盤に攻守両面で精彩を欠いたレイカーズは再び大量リードを許し、89-106の17点ビハインドで最終クォーターに臨んだ。
第4クォーター、開始から約2分で9-0のランを見せたレイカーズは点差を8点に縮め、第3クォーター終盤の失速で広がったリードを一気に返上した。それでもウォリアーズの波状攻撃を抑えきることができず再び点差が離れ、ウォリアーズの背中を捉えられない苦しい時間が続く。残り約5分半には八村がカリーのレイアップをゴールテンディング寸前の高さでブロックする好プレーを見せるも、この試合チーム全体の3ポイント成功率が63.4パーセントと絶好調のウォリアーズを防ぐ術が見出せず、試合時間残り2分弱を残してレイカーズの主力選手がベンチに下がることとなった。そのまま試合終了を迎え、最終スコア120-134でレイカーズはウォリアーズに敗れた。
ポストシーズンに向けた激しい順位争いの中で手痛い連敗を喫したレイカーズは、レブロンが33得点7リバウンド11アシスト、リーブスが22得点7リバウンド6アシストをマーク。八村は約30分間の出場で、20得点11リバウンド2アシスト1スティール2ブロックを記録した。勝利したウォリアーズは、トンプソンが27得点、カリーが23得点(3ポイント6本中6本成功)、グリーンが15得点(3ポイント7本中5本成功)10アシストを記録している。
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 120-134 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
LAL|29|31|29|31|=120
GSW|38|33|35|28|=134