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【ヘイト】韓国イチャモンここまで 給食センターの次は「福島産Vブーケ」 自民党の佐藤議員が激怒「福島の思いを踏みにじる言動」
柔道男子100キロ級の決勝(29日)後、敗れた韓国の趙(チョ)グハムが、勝った日本のウルフ・アロンをたたえ、手を挙げたシーンは、スポーツマンらしく美しかった。だが、韓国側が東京五輪に絡んで連発している、理不尽な言いがかりにはうんざりだ。夕刊フジは、被災地・福島県出身である「ヒゲの隊長」こと自民党の佐藤正久外交部会長に聞いた。
「韓国が自国の選手用に、選手村外で弁当をつくるのは構わない。ただ、それを『放射能フリー弁当』と言うのは許せない。福島の思いを踏みにじる言動であり不愉快だ。『余計なことを言うな!』と言いたい」
佐藤氏はこう語った。
福島は原発事故後、徹底的な農地除染などを行ったうえで、風評被害を防ぐための「米の全量全袋検査結果」や「農林水産物モニタリング検査」を実施してきた。食の安全性を確保するGAP認証もしている。
ところが、韓国は風評被害をあおるように、選手村で福島県産の食材が使われるのを敬遠し、独自に給食センターを設けて弁当をつくっている。
これだけではない。
韓国選手団は選手村に「反日」横断幕を掲げ、国際オリンピック委員会(IOC)の指摘を受けて撤去した。メダリストに手渡されるブーケに、福島産の花が使われることに懸念を示す韓国メディアまで出てきた。
佐藤氏は「韓国側は、東京五輪の『多様性と調和の実現』という精神を無視し、逆に分断をあおっている。東日本大震災から10年、福島の人々は苦労に苦労を重ね、農家は努力して『おもてなし』の準備を進めてきた。地元の県議からは『韓国側の非科学的な偏見を取り消してほしい』という悲痛な声が届いている」と語る。
こうしたなか、ソフトボール米国代表のケン・エリクセン監督は24日の記者会見で、「福島のモモはおいしかった」「食べ過ぎて太りました(笑い)」と県民の心に響くような言葉を述べた。ネット上は、感謝の言葉であふれた。
佐藤氏は「日本政府は、五輪に政治色は持ち込めず、韓国側のイチャモンの取り消しに動きづらいようだ。ここは私なりにメディアを通じ、粘り強く福島産の食材や花の安全性をPRし、『復興五輪』への理解を求めていきたい」と語った。
夕刊フジ
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210730/dom2107300008-n1.html