追送検容疑は昨年7月15日~12月29日ごろ、羽生市の路上で徒歩や自転車で通行中の10~50代の女性5人=いずれも県内居住=の体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。
県警はこれまでに女子高校生の体を触ったなどとして、男を3度逮捕。捜査1課によると、容疑者の供述や防犯カメラの精査などから余罪を特定した。被害者は計8人でいずれも女性。犯行時間帯は夜間だった。いずれの容疑も認め「女の人を触りたいという気持ちを抑えられなかった。好みの女性だった」と供述しているという。
■女子高生に「市役所どこですか」(以下、3度目逮捕の記事)
羽生市の路上で女子高校生の体を触ったとして、県警捜査1課と羽生署は2月26日、不同意わいせつの疑いで、パキスタン国籍で羽生市藤井下組、会社員の男(25)=同罪で起訴=を再逮捕した。逮捕は3度目。
再逮捕容疑は昨年9月25日午後10時ごろ、羽生市の路上で、徒歩で通行中の10代女子高校生の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を認め、「女の人を触りたいという気持ちを抑えられなかった」と供述しているという。
捜査1課によると、現場は夜間は車両や人通りが比較的少ない住宅街。男は「市役所はどこですか」などと日本語で声をかけながら後方から近づいて犯行に及び、女性に抵抗されて逃走した。被害に遭った2日後、女性が「知らない外国の男の人に体を触られた」と羽生署に届け出。男の取り調べなどから今回の犯行を特定した。県警はこれまでに不同意わいせつの疑いで男を2度逮捕。昨年7月以降、羽生市内で同様の手口の犯行が数件確認されていて、余罪の特定を進めている。
■再び女子高生を触る(以下、2度目逮捕の記事)
羽生市の路上で女子高校生の体を触ったとして、県警捜査1課と羽生署は2月5日、不同意わいせつの疑いで、パキスタン籍で羽生市藤井下組、会社員の男(25)=不同意わいせつ罪で起訴=を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年9月27日午後10時12分ごろ、羽生市内の路上で、徒歩で通行中の10代の女子高校生に対し、後方から近づき、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。調べに「間違いありません」と容疑を認め、動機について「女の人を触りたいという気持ちを抑えられなかった」と供述しているという。
捜査1課によると、同日の被害直後に女性自ら「知らない外国人の男の人に体を触られた」と110番。防犯カメラの精査などから男の関与を特定した。現場は人通りの少ない住宅街。女性と面識はなく、外国語で話しかけてから、犯行に及んだとみられている。
男は今年1月に、「市役所はどこですか」と20代女性に声をかけ、体を触ったなどとして、同月6日に県警に逮捕されていた。羽生市内では昨年7月以降、外国人が道案内を装って女性を呼び止め、わいせつな行為に及ぶなどの同種事案が数件確認されていて、県警が裏付け捜査を進めている。
■20代女性、押し倒される(以下、1度目逮捕の記事)
県警捜査1課と羽生署は1月6日、不同意わいせつの疑いで、羽生市藤井下組のパキスタン・イスラム共和国籍、自称会社員の男(25)を逮捕した。
逮捕容疑は4日午後9時9分ごろ、同市内の路上で自転車で通行中の20代女性に対し、道案内を装って呼び止め、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。
捜査1課によると、男は「市役所はどこですか」などと女性を呼び止め、押し倒すなどした。女性の知人男性が「見知らぬ外国人に声をかけられて体を触られた」と110番した。防犯カメラなどの精査から犯行を特定。男は「私はやっていません」と容疑を否認しているという。