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一軍経験ない2人を開幕スタメンに大抜擢 「ずいぶん迷った」中日・立浪監督
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1712020689/
二塁の開幕スタメンをつかんだ田中選手
プロ野球の2024年シーズンが開幕した。中日ドラゴンズは開幕3連戦で東京ヤクルトスワローズと対戦した。2敗1分けと負け越してしまったが、開幕スタメンは、最下位だった昨季と大幅に顔ぶれが変わった。春季キャンプから続いた競争を勝ち抜いた選手ばかりで、これからの巻き返しに期待がかかる。
「守りの野球」目指す
開幕戦で安打を放つロドリゲス選手
立浪和義監督が二遊間に起用したのは、一軍出場経験のない2人だった。二塁手は2年目の田中幹也選手、遊撃手は開幕直前に育成から支配下登録されたクリスチャン・ロドリゲス選手。いずれも高い身体能力を生かしたプレーが持ち味で、「守りの野球」を目指す指揮官の意向が反映された。
田中選手は新人だった昨季のオープン戦で打率3割3分3厘と打撃が好調だったが、帰塁時に右肩を負傷。手術を受けてシーズンを棒に振った。今季はオープン戦途中から一軍に呼ばれると、軽快な身のこなしを見せてアピールに成功。開幕スタメンを勝ち取った。
開幕戦では一回にプロ初安打を放って得点に絡み、2戦目では三回に適時打で初打点を挙げた。「緊迫した場面でプレーができた。こういう経験をどんどん増やしていければ。立ち向かう気持ちを持ってやりたい」と良いスタートを切った。
戦力底上げ進んだ証しか
キューバ出身のロドリゲス選手は育成選手として今季加入した。キャンプ中から目立っていたのが、広い守備範囲と肩の強さ。立浪監督は「ドラゴンズはたくさん遊撃手がいるが、一番守備が優れている」と高く評価し、オープン戦終了後に支配下登録された。
開幕戦では2失策を喫してしまったが、2戦目では三遊間の深い位置の打球に追いついて一塁へジャンピングスローを見せるなど好プレーもあった。課題の打撃でも2戦連続で安打を記録した。「色々なことでチームに貢献したい」とがむしゃらに試合に臨んでいる。
立浪監督は開幕一軍を決める際、「ずいぶん迷った」と言う。多くの候補の中から2人が選ばれたのは、戦力の底上げが進んだ証しといえる。一方、二遊間には突き抜けた存在の選手がいないのも事実だ。経験の浅い2人だけでシーズンを乗り切るのは至難の業だ。控えや二軍の選手も含めて戦い抜く必要がある。
「もちろん全員に期待している。1年間を考えてうまくやりくりするのが私の仕事」と指揮官。チームの力を結集し、13年ぶりのリーグ優勝を目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/07e6727304c80080f3657340b0aa16c31f66bf55