ドジャース・大谷翔平、2024年の経済効果は推計「約533億」　野球に関心がない中高年女性をも魅了

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「結果、購買者のボリューム層は30～60代の女性。ルールもわからないけど心動かされて、好きになって、記念としてウチの出版物を選んでくれたという話も聞きます。しかし、優勝して本当に良かった。日本人の性格か、負けるとあっという間に興味がひいちゃいますから。賭けみたいなもんでしたね」

　世界文化社では今年3月20日に大谷選手の半生を描いた初の絵本『野球しようぜ！大谷翔平ものがたり』、27日にガチファン以外も楽しめる「MLB2024観戦ガイド」を出版。メモリアルフォトブックのヒットに続くか。

　関西大学の宮本勝浩名誉教授は、大谷選手の2024年の経済効果を約533億5200万円と推計している。

「いや、もっと膨れるかもしれません。私は学生時代の同窓会会長をやっているんですが、野球に全く関心がなかった、79歳の私と同年代の元同級生の女性たちが、孫へのプレゼントに大谷選手のユニフォームやドジャースの帽子を買っていますから」（宮本名誉教授）

（ライター・羽根田真智）

※AERA　2024年4月1日号より抜粋

https://news.yahoo.co.jp/articles/f760f4ed61966cc86ed696808e8037fe5725e7af?page=3