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レイズの正遊撃手ワンダー・フランコが6月1日まで休職 未成年者との不適切な関係で調査中
フランコは昨季終了後、レイズのロースターの40人枠に戻ったが、これは手続き上の措置であり、フランコの戦列復帰の見通しが立ったわけではなかった。スプリング・トレーニングにも参加しておらず、現在もMLB機構による調査が続いているため、戦列復帰の見通しは立っていない。ただし、フランコはドミニカ共和国で正式に起訴されているわけではなく、MLB機構による調査の結果次第では、早期の戦列復帰が実現する可能性も残されている。
レイズはフランコの休職扱いによって空いたロースターの枠をニコ・グッドラムの獲得で埋めている。メジャー通算402試合出場の実績を持つグッドラムはツインズとマイナー契約を結んでいたが、開幕ロースターに入れないことが決まり、「譲渡条項」を行使。レイズへのトレードが決まった。ただし、レイズでも開幕ロースターに入ることはできず、マイナーAAA級ダーラムへの配属が決まっている。
なお、MLBの休職は懲罰的な意味合いを持つものではなく、MLB機構とMLB選手会の合意によって定められたDV規定に従い、休職期間中もフランコには給料とサービスタイム(=メジャー登録日数)が与えられる。フランコはレイズと11年1億8200万ドルの大型契約を結んでおり、メジャー3年目の昨季は112試合で打率.281、17本塁打、58打点、30盗塁、OPS.819をマーク。自身初のオールスター・ゲーム選出を果たした。
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MLB.jp