【2024センバツ】審判員を目指すために弁護士に 甲子園で初の球審を務めた東大野球部OB

【2024センバツ】審判員を目指すために弁護士に 甲子園で初の球審を務めた東大野球部OB

【2024センバツ】審判員を目指すために弁護士に 甲子園で初の球審を務めた東大野球部OB

1: 名無しさん@恐縮です 2024/03/28(木) 18:29:32.69 ID:8GSuyOnC9
週刊ベースボール2024年3月27日(水) 11:00
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20240327-10

(前略)
健大高崎高と明豊高の2回戦の球審を務めたのは、溝内健介氏(48歳)だった。2022年夏から甲子園に派遣。塁審、外審などで経験を積み、4回目となった今大会、初めてチーフアンパイアを任された。

開成高(東京)を経て、東大ではマネジャー兼投手として活動。父・建三さんは法政二高(神奈川)の責任教師として1984年春、88年夏の甲子園を引率し、監督も歴任した。溝内氏は幼少時から野球に囲まれた生活だった。

東大のマネジャーとして、東大OBの審判員である清水幹裕氏と接する機会が多かった。清水氏は弁護士をしながら、神宮の東京六大学、甲子園などでジャッジ。大学卒業後も野球に関わりたいと考えていた溝内氏は、審判員を目指すため、弁護士を志したのである。

2000年6月に東大法学部を卒業。06年10月に弁護士登録し、清水氏が代表の「清水法律事務所」に入所した。08年から東京六大学の審判員となった。清水氏の「後継者」として、伝統の早慶戦など大舞台でのキャリアを積み、社会人野球でも経験を重ねてきた。

甲子園で初の球審も、溝内氏は落ち着いていた。大舞台でも、やることは変わらない。目の前のプレーを冷静に対処するだけ。試合時間は1時間48分。高校生らしくキビキビと、スピーディーな展開へと持ち込むのも、アンパイア技術の一つ。ふだんと変わらず、1プレー、1プレーを丁ねいに判定していた。

テレビ観戦していた父・建三さんは「無難にこなしていたと思います。きちんと判定しており、親としてもうれしいです」と話した。

試合終了後、健大高崎高の校歌斉唱時、球審・溝内氏のホッとした表情が印象的だった。1試合を完遂した達成感。自己満足ではなく、ゲームを通じて協力してくれた3人の塁審に対して、感謝の気持ちでいっぱいだ。審判員にとっても、甲子園はあこがれの「夢舞台」である。アンパイアがいなければ、試合は成立しない。審判員と選手、お互いがリスペクトして、大会は進行していくのである。



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