SBC信越放送
2023年5月、長野県松川村で草刈り作業をしていた男性が、熱中症で死亡した労働災害について、大町労働基準監督署は25日、多量の発汗に備えて、法律に定められた塩を備えていなかったとして、男性を雇用していた農業法人と、取締役の男性を労働安全衛生法違反の疑いで、書類を検察庁に送りました。
書類送検されたのは、松川村の農業法人 乳川(ちがわ)の里と、取締役の39歳の男性です。
大町労働基準監督署によりますと、2023年7月3日の午後0時半頃、松川村内の水田で刈払機を使って草刈り作業をしていたアルバイト従業員の60代の男性が、倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが熱中症で死亡しました。