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フィギュア世界選手権 坂本花織が日本勢初の3連覇達成!SP4位から大逆転 重圧乗り越え圧巻演技、会場はスタオベ
3/23(土) 10:56
フリーの演技を終え感極まる坂本花織選手
■フィギュアスケート世界選手権(日本時間23日、カナダ・モントリオール)
女子フリーが行われ、坂本花織(23、シスメックス)がフリー149.67点の合計222.96点をマークし、ショート4位から逆転で「世界選手権3連覇」の快挙を達成した。
女子では1966年~68年のペギー・フレミング(アメリカ)以来、大会史上56年ぶりで8人目、日本勢では男女を通じて初の偉業となった。
最終グループ3番目で演技した坂本。冒頭は安定感のあるダブルアクセル(2回転半)を決めると、3回転のルッツ、サルコウを余裕を持って着氷。GOE(出来栄え点)で加点も積み重ね、後半は3回転フリップからのコンビネーションを降りると、連続ジャンプを2本続けて成功。終盤は情熱的な曲調に合わせ、最後の3回転ループも着氷するとジャンプは全て決めて会場は大歓声。
演技後、坂本は感極まって天を見上げ、リンクサイドでは中野コーチが両手でガッツポーズ。会場のファンはほぼノーミスで滑り切った坂本をスタンディングオベーションで称えた。
昨年12月の全日本フィギュアを制した後、「世界選手権3連覇は今シーズンずっと言ってきた目標なので、どうしても達成したい目標」と改めて世界フィギュアに向けて意気込んでいた坂本は重圧を跳ね除け、逆転で宣言通り目標を見事達成した。
3連覇を達成した坂本は「(21日の)ショートは4位で焦ったんですけど、今日はひとつひとつ集中できた。結果はうれしい」と笑顔をみせた。
【女子結果】
1位)坂本花織 計222.96点(SP73.29点、FS149.67)
2位)イザボー・レビト 計212.16点(SP73.73点、FS138.43)
3位)キム・チェヨン 計203.59点(SP66.91、FS136.68)
4位)ルナ・ヘンドリックス 計200.25点(SP76.98、FS123.27)
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7位)千葉百音 計195.46点(SP62.64点、FS132.82)
8位)吉田陽菜 計194.93点(SP64.56、FS130.37)