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巨人電撃退団オドーアに囁かれていた〝年齢詐称疑惑〟 「怖くて獲れない」と手を引いた球団も
まさに激震だ。巨人は新助っ人として獲得したルーグネッド・オドーア外野手(30)が退団すると26日に電撃発表した。29日に開幕を控える就任1年目の阿部慎之助監督(45)にとっては誤算も誤算…。補強の目玉として戦力に加えた球団側にとっても大きな痛手となったが、そのオドーアを巡ってはまさかの「年齢詐称疑惑」もささやかれていた。
阿部巨人に開幕前から試練が襲いかかった。ビザの関係で春季キャンプは途中からの合流となったオドーアは、オープン戦でも調子が上がらず、出場した12試合で打率1割7分6厘(34打数6安打)で本塁打も打点もなし。阿部監督ら首脳陣は状態も含めてベストメンバーでの開幕を迎えるべく、オドーアを一軍から外す決断を下した。
吉村編成本部長は「契約の中に全て一軍で試合に出す確約はなかった」と明かした上で「私たちが思い描いているものには差があるので『そこはしっかり調整してくれ』と。彼の中では『二軍、ファームに落ちて調整するのは受け入れられない』となりました」と説明。何度も話し合いの場を設けたが、オドーアが首を縦に振らず、退団を申し入れてきたという。
結局、MLB通算178本塁打の輝かしい実績を誇った男の実力は未知数のまま、文字通り「幻」に終わった。推定年俸2億円で獲得した助っ人はシーズン本番の舞台に立つまでもなく帰国の途に就くこととなった。
ただ、オドーアに対しては、かねてきな臭い話も出回っていた。それが本人の経歴を巡る〝詐称疑惑〟だ。
NPB球団のある編成担当者は「そもそも年齢からして怪しかった。公称では今年が30歳となっているけど『あれは絶対に36歳か37歳くらいだ』とも言われていた。オドーアを調査していた球団は複数あったが、そうした点から『怖くて獲れない。ピークは過ぎているんじゃないか?』と手を引いた球団もあったと聞いている」と声を潜めた。
このご時世に年齢詐称などあり得るのか。MLBスカウトの1人は「オドーアの出身地のベネズエラでは、戸籍そのものがしっかりしていないこともあり、こうしたケースはまれに起きる。だからこそ、しっかりと調査しないといけない」と言う。さらに、別の球界関係者も「DeNAで監督も務めたアレックス・ラミレスもベネズエラ出身で、年齢不詳とされていたでしょ? それと同じ」と同調した。
年齢を偽っていようがいまいが、オドーアはプレーすらせずにチームを去る。新任の阿部監督がいよいよ船出する3日前に起きた悲劇。ショックをどう乗り越えるのか、指揮官の手腕とチームの結束が試される。
東スポWEB
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/296891
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