巨人・オドーア電撃退団…吉村本部長が経緯説明「すべて一軍で試合に出す確約もない」

　巨人の吉村禎章編成本部長（60）が26日、メジャー178発男として期待されたルーグネッド・オドーア外野手（30）の電撃退団の経緯を説明した。

　4年ぶりV奪回を目指す阿部巨人が激震に襲われた。吉村本部長は24日のオープン戦後に阿部監督が直接、二軍降格を伝えた場に立ち会ったという。「私たちが思い描く（オドーア）と少し差があるので、そこをしっかり調整してくれと言った。『二軍というのは私は受け入れられない』と。その言葉ですね」と説明した。

　この日まで繰り返し話し合いが行われていたが、オドーアの退団の意志は固かったという。吉村本部長は「契約の中には、すべて一軍で試合に出す確約もないですし、監督の言葉に対して異議は言えないと契約でやってます」と話した。

　オドーアに代わる補強については「まだ今日のお昼の段階でそれが決まった。チームに伝えられたので」（吉村本部長）と見通しは立っていないという。

　この日、東京ドームで行われた全体練習にオドーアの姿はなかった。オフの補強の目玉として推定年俸2億円で入団したオドーアは春季キャンプは那覇キャンプから合流。オープン戦は12試合に出場し34打数6安打、打率1割7分6厘、0本塁打だった。
東スポWEB

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