あわせて読みたい
【韓国発狂】東京五輪開幕式の選手入場曲「ドラゴンクエスト」、日本の極右要人が作った~和解と平和を追求するオリンピック精神に背く
▲23日、東京の新宿国立競技場で開かれた2020東京オリンピック開幕式で選手団が皆入場した後、花火が打ち上げられている。東京=写真共同取材団
2020東京オリンピック開幕式選手団の入場時、スタジアムに鳴り響いた音楽の作曲家が日本軍慰安婦強制連行などを否定してきた極右指向人物だと分かって論議がおきている。
23日、日本、東京、新宿国立競技場で開かれた東京オリンピック開幕式で各国選手団入場が始まるとすぐに有名なビデオゲーム音楽が流れた。作曲家、すぎやまこういちが作った日本の人気ゲーム「ドラゴンクエスト」「ファイナル ファンタジー」などの音楽だった。
開幕式当時、「オーケストラの旋律で編曲された選手団の入場曲が雄壮な雰囲気を作った」等の反応がメディアで出たが、作曲家が極右指向である事実が照明されるや「和解と平和を追求するオリンピック精神に背く人物ではないか」と指摘された。
日本の毎日新聞は23日、「選手たちが行進する時『ドラゴンクエスト』主題歌が流れた。この曲を作曲した杉山は性少数者に対する性差別的発言で批判を受けた」と報道した。同メディアは引き続き「すぎやまを開幕式音楽担当者に使ってもかまわないのか。ほとんどすべての差別を実現したオリンピックという批判を受けることになった」と付け加えた。
(訳注:毎日新聞ではすぎやまこういちを「過去にLGBTQなど性的少数者への差別的な発言が問題視されてきた」と紹介しており、それ以外の「極右指向」「靖国参拝」「慰安婦動員否定」云々は韓国メディアの追加部分)
すぎやまは太平洋戦争A級戦犯14人が合祀された靖国神社参拝を促す一方、神社参拝等を通して右傾化の先頭に立った安倍晋三前日本総理を公開的に支持してきた。2016年にはアベ前総理に150万円を寄付した。すぎやまはまた、極右言論人である桜井よしこが2007年設立した国家基本問題研究所を積極支援もした。
米国下院で日本軍慰安婦問題に対する日本政府の謝罪を促す決議案が係留中だった去る2007年6月には自民党議員、政治評論家などと共にワシントン ポスト(WP)に「慰安婦動員に日本政府や軍隊の強圧はなかった」という全面広告を掲載した。
当時、彼らは「事実(THE FACTS)」というタイトルの広告で「日本軍が若い女性たちを性奴隷にした」というマイク・ホンダ議員の慰安婦決議案の内容は歴史的事実と違うと主張した。
極右指向要人が東京オリンピック開幕式に参加したことに対して日本国内でも批判の声が高い。毎日の記事には「世界の人の祭りにふさわしくない人物」「過去の行跡で小山田圭吾は切られたのにすぎやまはなぜ?(訳注:毎日新聞の元記事では小山田圭吾ではなく小林賢太郎になっている)」「全てが良くなかった開幕式」等コメントが掲示された。
チョン・ヘジョン記者
中央日報(韓国語)
https://news.joins.com/article/24115286
関連記事:毎日新聞<お祭りムード、反発、演出批判…ツイッターに反応飛び交う>
https://mainichi.jp/articles/20210723/k00/00m/040/300000c