金輝は香港取引所に提出した資料で、販売に関し中国不動産セクターの極度の圧力と改善の欠如を指摘。
確実な物件引き渡しに「全力で取り組む」と表明した。
住宅販売と買い手の景況感が引き続き低迷しており、中国デベロッパーはさらにデフォルトに見舞われる恐れがある。
これまでのところ政策措置では債券市場の支払い遅延拡大を阻止できていない。
金輝は、国有の中債信用増進投資(チャイナ・ボンド・インシュアランス)が保証する8億元(約170億円)の債券を主要本土部門が昨年12月に起債するなど、
借り換え支援を利用できる数少ないデベロッパーの一つ。
金輝の債務不履行は、同社にとって激動の1カ月を締めくくるものだ。
2週間前に額面1ドル当たり50セント前後で取引されていた同社の債券は19日に88セントに急上昇していた。