あわせて読みたい
【嘘つき韓国】 オリンピックで「君が代」をそのまま流した放送局、予期せぬ事態をどう防ぐか→字幕で注意喚起を
ところが日本主宰側は開幕式プログラムの一つとしてオリンピック運動種目を紹介するパントマイムからテコンドーを脱落させた。(訳注:ピクトグラムのパフォーマンスでは18番目にテコンドーを紹介している)東京オリンピック正式種目として参加する我が国固有の運動テコンドーは日本で不人気種目という理由でテレビ生中継と録画中継、インターネット中継どこも編成計画に加えていないらしい。今回の東京オリンピックは始めから異常なオリンピックになった。
今回の開幕式の主題は「感動で一つになる」だ。「私たちは一人ではない」という連帯意識を強調した。また別のテーマは「スポーツを通した平和」だ。全体テーマをみればコロナ19状況だが、人類の連帯と平和で希望に向かって進もうというメッセージを内包している。
日章旗が入場して自衛隊がその日章旗を掲揚した。「日王治世を継続しよう」という内容の君が代を日本の有名歌手であるミーシャが上がる日章旗とともに歌った。
君が代は軍国主義につながるので1999年になって正式日本国歌になった。大学街や市民団体少数民族団体などは今でも君が代を歌うことを拒否している。このため1998年、長野冬季五輪当時も宮内庁雅楽部がメロディだけ演奏した。進歩系の人々は「君が代はナチ式敬礼と全く同じだ」と主張を広げるほどという。君が代は極右団体が軍服を着て戦犯の位牌を置く靖国神社に参拝する時、必ず登場する歌でもある。
ところが平和の象徴であるオリンピックでその歌が鳴り響いた。そしてKBS,MBC,SBSなど地上波放送会社3社はこの場面をそのまま生中継した。「君が代」は「君主が統治する時代」という意味として知られるとおり日本帝国主義の国歌であった。
(中略:古今和歌集など君が代の歴史。)
日本の侵略で苦痛を受けた周辺国家を配慮せず、君が代をオリンピックに使ったことは帝国主義をまともに清算できない日本の矛盾といえる。ところで筆者が気になるのは韓国の放送がどうして君が代を当然の様に国内でそのまま放送したのか、という事実だ。
特に暇さえあれば過去政権を親日政権とか一部メディアを親日派だと非難した一部メディアのこのような行為はさらに理解し難い。日帝強制占領期間を体験した私たちの社会で君が代はタブーと見なされたし、今でもその事情が変わった兆しは見られない。
(中略:安室奈美恵や一部教師など日本人も君が代を拒否。)
2014年にはJTBCの「非首脳会談」という番組で君が代を放送して非難が起きるとすぐに製作スタッフが謝罪文を掲載した。当時の責任プロデューサーは職務解除処分を受け、フリーランサー音楽監督との契約は破棄された。
SBSは2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックでもスピードスケート女子マススタート授賞式で君が代を60秒間放送して非難を受けた。当時、放送通信審議委員会小委員会は放送審議規定第25条(倫理性) 3項により審議した結果、キム・ボルムの受賞場面を中継していて避けられなかったと意見を集約した。
もちろん国際行事で日本の国歌と認められ、スポーツ競技のような所で予期せず飛び出してくる君が代を防ぐことは容易ではないだろう。しかし、日本が自身の過去の歴史を反省せず、また、君が代を国歌としてずっと使っている状況で日本の軍国主義による痛恨の過去の歴史を経験した私たちは今でもこれに対するそれなりの原則をたてる必要がある。
まず、国家的次元で国内放送と行事で君が代使用を法律的に禁止しなければならない。そして避けられない事情で君が代を送りだす他ない時、字幕で君が代の説明を入れる必要もある。例えば「この歌は日本の軍国主義を象徴する歌で韓国人を弾圧した手段であったが、今も依然として日本の覇権主義を鼓舞する歌なので、これに対する注意を促します。」という風に歌の下に説明を付けてはどうか?
※外部の原稿は本紙の編集方向と一致しないことがあります。
ニュースウォッチ(韓国語)
http://www.newswatch.kr/news/articleView.html?idxno=55830