水原一平通訳「大谷翔平に肩代わり…」発言、大谷サイドの代理人は否定…約6億8000万円「大谷の口座からお金を盗んだ」と告発

衝撃的なスキャンダルだ。エンゼルス時代から、ドジャース・大谷翔平の通訳として二人三脚で歩んできた水原一平氏が21日、チームを解雇された。米スポーツ専門局ESPNによれば、違法賭博に関与。連邦捜査局（FBI）がカリフォルニア州オレンジカウンティ在住のブックメーカーを捜査する過程で、大谷の口座から資金が流出していることが浮上。少なくとも大谷の口座から450万ドル（約6億8000万円）の巨額の大金がブックメーカーの元に振り込まれたと報じられる。

　ESPNのインタビューを受けた水原氏は当初、「二度としないということで、大谷に肩代わりしてもらった」としていたが、複数の米メディアによれば、大谷サイドの代理人は「水原氏が大谷の口座からお金を盗んだ」と告発し、食い違いを見せている。

　カリフォルニア州でスポーツ賭博は違法に当たる。ESPNによれば、水原氏は違法に当たるクレジットという信用取引で借金を膨らませたという。水原氏はパドレスとの試合後、チームに事情を説明し、「自分はギャンブル依存症で、全て自分が悪い」と話したという。サッカーの国際試合やNFL、NBAなどに賭けたと報じられている。

　大リーグの通訳を経験した関係者によれば、シーズン前に大リーグ機構がスポーツの賭け事に対して注意喚起を30球団に説明している。だが、アリゾナ州など40に近い州では合法として認められていて、賭け事に対する敷居は低い。水原氏は「違法とは知らなかった」などと話している。　
https://news.yahoo.co.jp/articles/798dcac7a4cf6347c1e9cf75dfcfa0f9a35d41a3