あわせて読みたい
富永啓生所属のネブラスカ大、NCAAトーナメント”マーチ・マッドネス”に出場決定 初戦はテキサスA&M
https://basketballking.jp/wp-content/uploads/2024/03/Tominaga_GettyImages-2087597565-768×576.jpg
3月18日(現地時間17日、日付は以下同)、全米大学バスケットボールの年間王者を決める「NCAAトーナメント」の出場校と組み合わせが発表され、富永啓生が所属するネブラスカ大学が正式に出場を決めた。
NCAAトーナメントに出場することができるチームは全68校。そのうち32校はカンファレンストーナメントの優勝チームとなり、28校は戦績などの要素から選考委員会によって選出される。残り4校は、下位8チームによる出場枠争いが行われる。
選考委員会による選出の結果、ネブラスカ大はサウス地区の第8シードとして出場し、初戦は23日にテキサスA&M大と対戦することとなった。会場はメンフィスのフェデックス・フォーラムであり、同会場は渡邊雄太が所属するメンフィス・グリズリーズのホームアリーナとしても知られている。
例年3月に開始するNCAAトーナメントは、出場校の地元となる地域はもちろん、ランキング下位のチームが上位チームに勝利する番狂わせが起きることから、通称『マーチ・マッドネス(3月の熱狂)』としてアメリカ国内で広く知られている。さらに、NBAのプレーオフでは「先に4勝したチームが勝利」というルールのもと一つのトーナメント戦で最大7試合行われることとなるが、一発勝負となるNCAAトーナメントでは一層の緊張感を帯びたものとなっている。
ネブラスカ大は、先に行われたカンファレンス王者を決める「ビッグテン・カンファレンス・トーナメント」では初のベスト4進出を果たしている。17日の準決勝ではイリノイ大に敗れ決勝進出を逃したものの、富永は18得点2リバウンド2アシストを記録しチームのエースとして強い存在感を見せている。なお、富永の今シーズン平均スタッツは14.9点、2.3リバウンド、1.4アシストとなっており、フィールドゴール成功率は46.8パーセントを記録している。
10年ぶりの出場となったNCAAトーナメントにおいても、ネブラスカ大の躍進と富永の活躍に期待が集まる。