※3/14(木) 13:34配信
時事通信
昨年1年間にSNSを利用して犯罪被害に遭った小学生が前年比25人増の139人に上り、過去最多となったことが14日、警察庁のまとめで分かった。
10年前から5倍に増えており、同庁はスマートフォンやインターネットの適切な利用を呼び掛けている。
139人を犯罪別で見ると、児童ポルノ72人、不同意性交23人、不同意わいせつ19人、青少年保護育成条例違反12人、略取誘拐11人、児童買春と面会要求等が1人ずついた。
容疑者と知り合うきっかけになったSNSへの最初の投稿を自ら行ったのは、139人のうち94人。このうち67人の投稿は、趣味や日常生活、友達募集(オンラインゲームを含む)など犯罪に巻き込まれるとは考えにくい内容だった。
使用したSNSはインスタグラムと動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」が多く、オンラインゲーム経由も目立った。
絶対正義である警察官の指示を無視して逃走といいう公務執行妨害行為を犯した犯罪小学生女児www
小学4年生の女の子を誘拐しようとして逮捕された警察官の男。女の子の情報を得るために悪用したとみられるのが、
本来、住民を守るためにある巡回連絡カードだった。
未成年誘拐未遂の疑いで逮捕された、群馬県警渋川署の秋山暢大巡査。
秋山容疑者は、群馬・吉岡町で、帰宅途中の小学4年生の女子児童を誘拐しようとした疑いが持たれている。
父親の知人を装い、「パパが交通事故に遭って病院に運ばれた。すぐに来てくれない」などと話した。
この時、秋山容疑者は、親近感を出すためか、女子児童の下の名前で呼びかけ、さらに、父親の下の名前も告げたという。
しかし、女子児童は拒んで、自宅に逃げたため、危害が及ぶことはなかった。
なぜ秋山容疑者は、女子児童や父親の名前を知っていたのか。
住所、世帯主、家族構成、生年月日、緊急連絡先などの個人除法を記入する、「巡回連絡カード」と書かれた用紙。
この巡回連絡カードは、1950年に警察が始めた制度。
事件や事故、災害などが発生した緊急時に家族への連絡に役立てるため、警察が家族構成や緊急連絡先などの記入を、地域住民に求めているもの。
秋山容疑者は、この巡回連絡カードで知り得た情報を悪用して、犯行に及んだ可能性があるとみられている。
秋山容疑者が勤務していた交番付近に住む人は、「(秋山容疑者を見たことは?)事件(1月15日)のあとに来たかな。
『ご家族とかは?』など、家族構成のこととか聞くんですよ。『いいお巡りさんが来てくださったなぁ』って、よかったなと思っていたんです」と話した。