【写真】水着、バニー、チャイナ……自民党「過激パーティー」に招集がかかったダンスチームの実態
報道によると、懇親会には党本部青年局の国会議員や近畿2府4県の若手地方議員、関係者など約50人が参加。 女性ダンサー5人は音楽に合わせてステージや宴席のテーブル周辺で踊り、参加者にボディータッチなどをしていた。参加者も紙幣らしきものを口にくわえ、ダンサーに口移ししたり、ダンサーの衣装に紙を挟み込んだり、お尻を触ったりしていたという。
ダンスショーを企画した自民党の川畑哲哉和歌山県議は報道後、離党届を提出したが、ダンサーを呼んだ理由について、「多様性・ダイバーシティーということで、もろもろの(要素の)要件にかなうのかなと」「多様性にはいろいろな生き方、暮らし方、仕事が含まれており、世界で活躍しているダンサーを招待した」などと終始、「多様性」という言葉を連呼した。
はたして「多様性」の要件にかなう女性ダンサーとはどういった存在なのか。NEWSポストセブンの取材で、懇親会に参加したダンサーの詳細がわかった。
「大阪や京都を中心に活躍するダンサーチームです。女性が50名前後所属していて、基本は大阪ミナミのクラブでほぼ毎夜、ステージにあがってダンスを披露しています。フェスやモーターショーなどの企業イベントにも出演することもありますが、基本は若い子が集まる大阪のクラブでパフォーマンスをするチームです。
台湾でパフォーマンスをしたことはありますが、SNSのフォロワーも1万人台で、議員さんの言っている『世界で活躍している』というのは流石に無理がある」
こう語るのは大阪で複数の飲食店を経営する男性だ。ただ、クラブでダンサーが踊るだけでは、『CYBER JAPAN』など著名なチームとさほど変わらないように見えるが……。
「今回呼ばれた女性たちのチームは知名度こそあまりないが、地元飲食店のあいだでは“サービス”がきわどいことで有名です。ビキニのような衣装が基本ですが、ステージによってはバニーガールや、透けた下着にニップレスをつけただけなんて過激なコスチュームもある。
サービスもよくて、お酒を頼んだらビキニの紐に1000円札を挟めるし、今回の参加者も楽しんだと報じられているチップの口移しもダンサーが男性の顔を触れながら、お互いの唇が接触するまでしてくれるのは知られた話です。フルーツの口移しも過去にはあった」(同前)
ダンサーチームのSNSを見ると白、黒、ピンク、蛍光と、色が「多様」なビキニを着用した女性の写真がずらり。ほかにも下着、ポリス、バニー、チャイナ服、花魁などコスチュームも「多様」だ。過激な露出だけは「画一」で、前出・男性の語るとおりニップレスが映っている写真も少なくない。
県連は近畿ブロック会議の開催費120万円には自民党本部からの助成金も含まれているが、ダンサーが登場した懇親会には公費は使っていないと説明している。政治不信極まった国民からは疑いの声があがっている。